【超辛口レビュー】ライザップゴルフ博多店の体験レッスン付きゴルフ力診断
こんにちは!ゴルフジャンキーズ編集長の高原です!
このコンテンツは、ゴルフ歴1年、スコア110で停滞中の僕が、ライザップゴルフの門を叩き、どれくらい成長できるのかを体験レビューしていこうという企画です。
この記事ではその中でも、ライザップゴルフ博多店の体験レッスン(ゴルフ力診断)について徹底解説します。
では実際の予約〜ゴルフ力診断〜レッスンの流れを、全て公開していきます。この記事だけみれば、おおまかに、何をやるかがわかるのでぜひ参考にしてみてください。
ライザップゴルフの雰囲気だけでなく、僕が実際に習ったスキルをそのまま、動画と記事で公開しているので、必ず皆さんのスキルアップにつながります!
ぜひ最後までご覧ください^^
ライザップゴルフ博多店の体験レッスン(ゴルフ力診断)の概要
まずはライザップゴルフの体験レッスン(ゴルフ力診断)について、必要な事項をまとめておきます。
基本情報
まずは体験レッスンの重要なポイントから。
下記が基本的な内容となります。
- ライザップの体験レッスンの正式名称は「ゴルフ力診断」
- 時間は60分間
- 費用は3,300円
- もちろん体験レッスンだけでもOK(無理な勧誘は一切無い)
特に難しい事はありません。ライザップゴルフの「ゴルフ力診断」は3,300円で1時間の体験レッスンが受けられるという内容になります。
もちろん、無理な勧誘はありませんし、体験レッスンのみの利用も可能です。
(今やライザップは有名企業ですので、そもそもそのあたりの心配は無いかと思いますが…)
実際に体験レッスンを受けてみた感想=「ガチで全人類に勧めたい」
まずは僕の中の結論だけ述べておきます。
- 「びっくりするくらい変わる。絶対にやったほうが良い。」
- 「舐めたらアカン。たった3,300円、たった1時間だけでマジで変わる。」
- 「特に100切を目指している人は、絶対やるべき。」
ライザップさんには申し訳無いですが、とりあえずゴルフ力診断だけでもいいから、まじで全ゴルファー、いやもはや全人類が、一回受けてほしいです。
1時間とは思えないほど、スコア直結の知識を学べましたし、長期的に直していくべきポイントもわかりました。
正直、100切りが目標のレベルの人であれば、1時間のゴルフ力診断だけでもスコアがかなり良くなると思います。
実際に、僕はゴルフ力診断を受ける3日前のラウンドと、受けてから4日後のラウンドで9打良くなりました。(110打→101打)
まじで、完全にゴルフ力診断で教えてもらった、「ミスが少なく、めっちゃ寄りやすいアプローチショット」を使いまくったおかげです。
正直、体験レッスンの時点で、難しいスイング理論や、出来もしない上級テクニックを押し付けられたりしたら、速攻で帰って別のレッスンを探そうと思っていました。
しかし、実際に受けてみると、アプローチを中心に「今の実力で出来る事」「今の僕でもスコアを良くできるテクニック」を教えてくれました。
ああ、「結果にコミットする」ってこういう事を言うのかと、すごく関心しました。
※実際のレッスンの様子も、この記事の中盤以降で超詳しくご紹介します。
体験レッスン後のラウンドで結果が出た僕は、「ここでレッスンを受けたら、もっと上手くなって、さらに良い結果が出る」と確信し、ライザップゴルフに2023年2月に入会しました。
下記の記事では、
- 実際に僕が入会したコースの費用総額・内訳
- 自分に合うコースの選び方
- 支払い方法(分割、一括)
について徹底解説していますので、ぜひこちらもあわせて読んでみてくださいね。
ライザップゴルフの体験レッスン(ゴルフ力診断)の利用の流れ
まずはゴルフ力診断に興味がある方のために、申込みから実際のレッスンを受けるまでの流れをご紹介しておきます。
といっても、ネットから申し込むだけなので、特別難しいことはありません。
- 公式サイトから申込み
- メールにて日程の調整
- 後は、当日を待つだけ
- 時間どおり、店舗に行く(手ぶらでもOK)
- カウンセリング(目標の明確化・課題を特定)
- ショット診断(課題・改善点を特定)
- アドバイス(実際にレッスンを受ける)
- 上達プランを提案してくれる
以上がライザップゴルフの体験レッスンであるゴルフ力診断の大まかな流れです。
とりあえず、ウェブサイトから申込み、メールで日程調整、あとは直接行くだけです。
ゴルフ力診断の良かった所、悪かったところ
さらに次に僕が個人的に通って感じた、体験レッスンの良い所、悪いところを書いておきます。
- たった1時間でもスコアが変わる
(体験レッスン前110打→体験レッスン直後101打) - 自分のスイングの悪い所がハッキリとわかった
- 悪い所がわかる = 何を練習すれば上達するかが明確に
- 目からウロコの「上級者だけが知っている情報」を沢山教えてもらった
- すぐに使えるスコア直結テクニックを知れた(実際、直後のラウンドで9打下がった)
- クラブを変えるだけで20ヤードも飛距離が変わる事を知れた
体験レッスンだけでも、これだけ収穫がありました。
とにかく良かった所は「たった1時間でも、めちゃくちゃ変わる」という事です。
僕のように「これから100を切っていきたい」というような初心者レベルの人間にとっては、めちゃくちゃ濃密な1時間になることは間違いないです。
一人で打ちっぱなしで練習する3ヶ月より、この1時間のほうがスコア上がると思います。ガチで…。
正直、すでに80台とか、70台のような上級者の人たちはどうかわかりませんが、100切狙いとかなら絶対行った方が良いです。
- めっちゃ入会したくなる(特に僕たちみたいな下手な人は)
- クラブも買い直したくなる(一式、全替えしたい…)
- 習ったことを早くラウンドで試したくなる(実際、2日後に急遽ラウンドしてしまった)
- やっぱり高額ではある(入会希望者のみ)
- 分割の年利が高い(入会希望者のみ)
- クレジット決済ができず、銀行振込のみ対応(入会希望者のみ)
悪かった点を上げると、正直、費用や支払いに関わる事だけだと思います。
大きい所でいうと、入会時の分割の金利が高いのと、クレジット決済ができないところです。
これらは入会をする人に限った話なので、体験レッスンの時点では、明確なデメリットは無いと言っても良いです。
超詳細レビュー!僕が受けたゴルフ力診断の全てを徹底公開
ここからは、僕が受けたライザップゴルフのゴルフ力診断を、全て徹底的にレビューしていこうと思います。
- 申込み→日程やりとり→当日のヒアリング→当日のレッスン
この全てを日本一詳しく紹介していくので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
はじめに…なぜ僕がライザップゴルフの体験レッスンを受ける決断をしたか
まずは事前情報として、なぜ僕がゴルフレッスンの中でも、高額なライザップゴルフの「ゴルフ力診断」を受けてみることにしたのか、その理由を書いておきます。
- とにかく100切りをしたい
- 打ちっぱなしで練習しても上達している気がしない
- 正解がわからないから、練習場でも「無意味に打ちまくるだけ」になって後悔する
- 一瞬なにかを掴んだ気になるが、次の日にはまたゼロに戻っている
- YouTubeの情報を見すぎて、何が正解なのか訳が分からなくなっている
ざっくりいうと、こんな感じだったのですが…
ちょっとリアルに、僕が抱えていた悩みを書いておきます。きっと共感してくれる方も多いと思います…。
僕が抱えていた悩み
とにかく、練習もラウンドも「上達している気がしない」「積み重ねになっている気がしない」というのが一番の悩みでした。
たまにドライバーがまっすぐ飛んで「お!今日はイケるんじゃね?」となる時もあるが、次のホールでは右に特大ホームラン。
そうかと思えば、昼食後は、急に左に大チーピン。マーくんもびっくりの高速スライダーを林に突き刺し、右にも左にも曲がる自分に、何を信じればよいかわからなくなる。
アイアンも、100ヤードちょっとのPar3で池ポチャや、OB。なぜかこの距離でプレ4。友達がParで上がっているのに、自分は7打とか…。
ここ8回ほどのラウンドでは、何をやっても105〜115くらいの範囲をウロウロ…。練習は結構やっている方なのに…。
そんな状況が続く中、昨年の秋くらいから、自分の頭をこんな言葉がグルグルと回っていました。
「おい俺よ…独学じゃ限界じゃないか?」
「自分でわかってんだろ?ずっと同じ事の繰り返しじゃねーか。」
「なにか期待しているようだが…このままじゃ次のラウンドもいつもと同じ結末だぞ…」
自分でわかっていました。
もう随分前から、ずっと前進できていない。
ラウンドに行こうが、打ちっぱなしに行こうが…全く”積み重ね”になってない。
ただ無意味に打って疲れてるだけ。成長はゼロ。
そう…自分でもわかってる。プロに習うしかない。
僕と同じような下手っぴアマチュアゴルファーなら、一度は同じ事を考えたことがあるのではないでしょうか。
確かに独学でも80台、70台になっている人はいる。
でも、自分で気づいてる。
残念だけど、”俺はそうじゃなさそう”だと…。
前に進むためには、何かを変えるしかない。
このまま一生同じ事の繰り返しか、リスクを取って生まれ変わるか。どっちか…。
せっかくゴルフをやるなら、90台、80台、70台…そんな夢の世界に自分も行ってみたい。
やろう。ちょっと気合を入れて、リスクを取って挑戦してみよう!
「どうせやるなら、上手くなりたい!」
心のそこにある純粋な気持ちに従って、動くことを決めました。
なぜ他のレッスンじゃなく、ライザップゴルフにしたのか
そうと決まれば、どこでレッスンを受けるか…どこが最適かを考えてみました。
- 絶対に避けたいのは、変な人に習って上達しなかったり、余計に崩れること
- どうせやるなら一番良さそうな所でレッスンを受けたい
- 残念ながら、素人の僕に、トレーナーの良し悪しを見分ける能力は無い
- それでも確実に上達できる場所はどこだろう…
- 結果にコミット…ライザップしかない
- 確かに高額ではある
- でも、その価格でサービスが続いて、全国に展開しているからこそ信じられる
- まずは体験レッスンからやってみよう、微妙ならそこで辞めればいい
こんな思考プロセスをたどり、ライザップゴルフを選択しました。
次の項目から、実際の申込みから、当日のレッスンを動画も交えてご紹介していきます。
リアルな体験の雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
実際に予約してみた(申込みの流れ)
まず、僕が実際にやったゴルフ力診断の申込みの流れからご紹介します。
予約の流れ
まずは、こちらのライザップゴルフ 公式サイトからゴルフ力診断の申込みを進めていきます。
こちらのページの真ん中くらいに体験レッスン「ゴルフ力診断」の予約ボタンがあります。
予約ボタンを押すと、下記のような「ゴルフ力診断の申込みページ」にジャンプします。
ページ下部に申込み情報の入力フォームがあります。
必要事項を入力したら、あとは来店する店舗にチェックを入れて、予約をします。
こちらの申込みが完了したら、ライザップゴルフより、メールが届きます。(下記は実際に、僕に届いたメールです。)
このメールに書いている必要事項を、返信します。
ざっくりと、下記の7項目を返信すればOKです。
- 入れ墨、タトゥーの有無(入っている人は受けられないそうです。)
- 何を見て知ったか
- 年齢
- ゴルフ歴、練習頻度
- 希望店舗
- ゴルフ力診断を受けたい日程
- 入会した場合、レッスンを受けられる曜日・時間帯
こちらを返信すると、下記のように「予約確定メール」が届いて、予約が完了します。
あとは、予約した日時に、店舗に足を運ぶだけです。
僕が受けた体験レッスン(ゴルフ力診断)を完全公開
ここからは僕が実際に受けたゴルフ力診断を、詳しくご紹介していきます。
迷っている方に、リアルな雰囲気や、僕が習ったレッスン内容が伝わればと思います。
特にレッスン内容に関しては、すごく実践的で、見るだけでも次のラウンドで使えるテクニックだと思います。
【僕が体験レッスンで教えてもらった事】
- 短い距離(20ヤード前後)のアプローチ
- クラブを変えるだけで飛距離が20ヤードも伸びるという事実
- 現在のクラブセッティングのダメな所、クラブ選びの注意点
このあたりも動画と、文章で詳しくご紹介しようと思います。
100切りを目指す方は、知っておくと役立つので、ぜひこのあたりだけでも見てみて下さい!
場所の説明
僕が訪れたのは、ライザップゴルフ博多店です。
九州で唯一の店舗であることから、福岡以外の利用者も多く、鹿児島や熊本など、九州全域のお客さんがいるそうです。
場所は、博多駅(筑紫口)から徒歩5分くらいの場所です。
有名な目印として、徒歩20秒圏内くらいにラーメン店「博多一双」があります。
店舗情報 |
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■住所: 福岡県福岡市博多区博多駅東2-8-33 TERASOⅢ 1F |
■最寄駅: JR博多駅 徒歩10分 |
■ざっくりした場所のイメージ: ・ヨドバシカメラ マルチメディア博多駅から筑紫通りを徒歩5分 ・博多一双 博多駅東本店から徒歩30秒 ・中比恵公園から徒歩4分 |
■博多駅からの徒歩経路: ・中央改札口から筑紫口に進み駅を出る。 ・「博多駅筑紫口」の信号を右折し直進する。 ・「音羽」の信号を左折し「筑紫通り」を直進する。 ・約300メートル進んだ「博多駅東3丁目」の交差点を左折する。 ・1つ目の交差点の左手「TERASOⅢ」の1Fが店舗です。 (筑紫通り沿いに「TERASO Ⅰ・Ⅱ」があり、その裏手が店舗ビル) |
■注意点: ボディメイクのRIZAP博多店とは場所が違うので間違えないように…。 |
ということで、次は館内の雰囲気を見てみましょう。
館内の雰囲気
ライザップゴルフ博多店の館内の雰囲気はこんな感じです。
まずピッカピカでめちゃ綺麗。
黒を貴重とした店内はシックで大人、ラグジュアリーな雰囲気。さすがは高級店という感じです。
美品もたくさん。
ライザップオリジナルのサプリメントや水、トレーニング機器?のようなものが置いてあります。
購入も可能のようです。(僕は買う予定はないですが…)
レッスン部屋の雰囲気
ライザップゴルフは完全個室制です。受付から奥に進むと、個室があります。
ライザップゴルフ博多店はこのような個室が6つあります。
会員はレッスン以外の時間も、予約をとって練習することができます。(毎日来られているストイックな方もいらっしゃるようです。)
完全プライベート。練習に完全集中できる空間は本当に良いと思います。
普通の打ちっぱなしだと、横の人の話し声やスイングなど、何かと気が散ることもありますが、ライザップは完全個室なのでめちゃくちゃ集中できます。
マシンはゴルフゾン
博多店の場合、使用しているシミュレーターは「ゴルフゾン」でした。
(他店が使用している機材は不明)
この手のマシンにはあまり詳しくないのですが…僕が欠かさずチェックしている「堀川未来夢チャンネル」でも紹介されていました。
さすがに高級パーソナルジムだけあって、機材もトッププロのお墨付きのものでした。
※一応、堀川未来夢さんがゴルフゾンについて解説している動画を貼っておきますね。
カウンセリングの様子
受付を済ませると、お部屋に通していただき、カウンセリングがスタート。
まずはヒアリングシートの記入を行いました。
ここで記載したのは、氏名、住所、電話番号などの情報と、ゴルフ歴・使っているクラブ、悩みや課題などです。
シートの記入が終わり、次にヒアリングを進めていただきました。
ヒアリングの様子はこちらに動画で載せています。
※あくまで僕が受けたヒアリングなので皆さんは内容が変わると思いますが…雰囲気が伝わればと思って載せております。
ヒアリングについて概要を載せておきます。
まず、大まかにゴルフの現状や悩みなどを中心に、下記のような内容を質問していただきました。
- ゴルフを始めたきっかけ
- レッスンを受けた経験があるか
- 何を参考にしているか(雑誌、YouTubeとか)
- ゴルフ歴
- 現在のスコア、ベストスコア
- ラウンドの頻度
- 練習頻度
- ゴルフに関する悩み
- 困っている症状
- どんなゴールを目指したいか
一応、僕の回答を載せておきます。
あくまで僕の悩みや課題ですが、ざっくりいうと100切が目標なので、同じような状況の方も多いかと思います。
僕(たかはっちゃん)の回答 |
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■ゴルフを始めたきっかけ 友達がみんなやるようになっていたので、自分もやってみた。 |
■レッスンを受けた経験があるか 一切なし。今回が初めてのレッスン。 |
■何を参考にしているか(雑誌、YouTubeとか) YouTubeの動画をみて勉強している。(主に、中井学さん、ひぐけんさんココリコ遠藤さん、堀川未来夢さん、横田真一さん) |
■ゴルフ歴 ちょうど1年(2022年2月からスタート。この日は2023年2月) |
■現在のスコア、ベストスコア ・直近スコア:110打(@セントラル福岡ゴルフクラブ) ・直近5ラウンド平均:108打 ・ベストスコア:90(@福岡国際カントリークラブ) ※ベストスコア90になっていますが、これは完全に実力ではありません。コース自体がOBが少ない&なぜかロングパットが神がかって入りまくる日があり奇跡のスコアがでました。実際、ギリギリ100切が2回あるだけで、基本はいつも110打前後です。 |
■ラウンドの頻度 月に1〜2回。 |
■練習頻度 週に2回。 |
■ゴルフに関する悩み ・とにかくアイアンがひどい。 ・方向もバラバラ。 ・シャンクも出る。 ・100ヤード以内も乗ることがない。 ・2打目のOBも多い。 ・ダフりまくり(70ヤードを2回刻んだりする) ・アプローチも合わない(グリーンを超えてバンカー、トップしてホームラン。OBまである。) ・当たり前だけど、普通にドライバーもOBめっちゃ多い。 |
■困っている症状 ・せめて100ヤード以内くらいは、グリーン付近を狙えるようになりたい。 ・できれば短いPar3とかは、グリーンにワンオンできるようになりたい。 |
■どんなゴールを目指したいか ・120ヤード以内が、乗るかエッジに行くようにしたい ・安定して100切ができるようになりたい ・ベストスコアを更新したい(90切) ・いつかは70台を出してみたい ・いつかは競技に出てみたい |
ざっくりと、僕がヒアリングで回答した内容が上記になります。
いよいよ、実際のレッスンがスタート!
上記のヒアリング内容を踏まえて、本日の1時間のレッスン内容が決定されました。
- アプローチを徹底的に見てもらう
- どんな症状が出ているのかを、映像を通して分析
- 改善点を見つけていく
ここからは僕が実際に受けたレッスンの様子を、包み隠さずに全てご紹介していきます。
レッスン1:クラブチェック(ロフト角、グリップ)
まず練習を始める前に、僕のクラブセッティングを見てもらいました。
実際の様子はこちらの動画でご覧ください!
ライザップのゴルフ力診断では、手ぶらで参加する事もできます。
ただ、個人的にはやはり実際のクラブを持っていったほうが良いと感じました。
どうやら、ゴルフクラブというのは僕たち素人が思った以上に、性能に差があるっぽいです。
実際、レッスンの最後に、3種類のピッチングウェッジを打たせてもらったのですが、なんと飛距離が20ヤードも違いました。
僕は130ヤードが8番アイアンの距離なのですが、なんとお借りしたクラブだとピッチングウェッジで130飛んでしまうのです。(しかも軽く振っているのに。)
ドライバーは全く違うと思っていましたが、アイアンもかなり違いがあるようです。
実は自分が何ヶ月、何年も抱えていた悩みが、クラブを変えただけであっさり解決してしまうということもあるみたいなので、せっかくゴルフ力診断を受けるなら、マイクラブを持参してチェックしてもらうほうが良さそうです。
- まずは自分のクラブのロフト角を把握するべし
- 一定のロフト角でクラブを用意するべし(4度刻み)
- グリップの太さを統一するべし
- アイアンの素材ごとの違い
この時点で、「自分のクラブのロフト角を、ネットで調べる」という宿題を頂きました。
ということで、帰って早速調べてみました。
そもそも僕のクラブは「CallawayX2 Hot」という2014年頃に販売されていたアイアンでした。(ゴルフを始めた時にお父ちゃんから貰った物なので、何なのかわからずに使っていました。)
そしてなんと、僕はピッチングウェッジよりも番手が下のクラブがこれ。
これの52度と56度を使用しています。
この時点でわかったのが、ピッチングと次の52度の間が8度もあいているという事です。
4度刻みでセットされていたので、1本不足している事になります。
どうりで、100ヤードを打つアイアンが無いはずだ…。(ピッチングが110ヤード、52度が90ヤードくらいのイメージ)
その後は、
- アイアンの素材の違い
- グリップの太さに統一感を出したほうが良い事
について教わりました。
アイアンは、ステンレスと軟鉄(フォージド)という素材の違いがあり、ボールの反発の仕方やスピンが違うこと、またフォージドの方がライ角の調整が出来ることなどを教わりました。
グリップの太さも、僕のクラブは太さがバラバラなので、力感を出しづらいというアドバイスをいただきました。
並べてみると、全てのグリップの太さが違う…。
※左から5番ウッド(テーラーメイドM4)、5番ユーティリティ(テーラーメイドSIM MAX)、7番アイアン(キャロウェイX2 HOT)、52度ウェッジ(ブリヂストン TOUR B)、ドライバー(テーラーメイド 300ミニドライバー)
今まで気づかなかったが、こんなに違う…。
言われてみれば、グリップが細いユーティリティを打った後に、グリップが太いアイアンを打つと違和感がある…
クラブセッティングに関しても、しっかりと学んで、自分に合うものを用意していく必要がありそうだと感じました。
こちらは後日、別途でやっていこうと思います。
レッスン2:20ヤードアプローチ
クラブセッティングについて学んだ後は、早速レッスンに入りました。
ライザップゴルフの体験レッスンは、カウンセリングとレッスンをあわせて1時間しかありません。
限られた時間で、多くのことはできないので、今回はスコアアップに直結する「短い距離のアプローチ」を徹底的に指導してもらうことになりました。
リアルな様子を下記の動画でお見せしています!
100切レベルの方はめちゃくちゃ為になるので、ぜひご覧ください!
この記事では引き続き、僕が抱えていた悩みと、それがどのように解決していったかをお伝えしていきます。
僕が抱えていたアプローチの課題・悩み
まずは状況を簡単に。
数あるゴルフの場面の中でも、僕は特にアプローチが苦手です。
とにかく乗らない、寄らない。
10ヤードのアプローチなのに、トップしてグリーン奥のバンカーに入ったり、ザックリして2ヤードしか進まなかったりと、とにかくダメダメ。
特に最近は、少々強引でも、パターで無理やり打つことがほとんどでした。
具体的には下記のような悩みを持っていました。
- 実際のラウンドでは、ほぼ全てダフりかトップ。
- トップしたら20ヤードでも、グリーンを遥かに超えて向こう側にいってしまう。この往復で、気づいたら8打とか9打とかになっている。
- ダフった場合、2ヤードしか飛ばず、結局パターで無理やりグリーンに乗せる感じになる。
- いずれにしても、20ヤードくらいのアプローチで、ある程度近くまで寄せたい。
- できれば1パットで、無理でも2パットで上がれるくらいにしたい。
これらの悩みに対して、実際の僕のアプローチを見てもらいながら、修正をしてもらいました。
※実際のラウンドでも効果があり、このゴルフ力診断の数日後のラウンドでは、短い距離のアプローチのミス(ダフリ、トップ)がゼロになりました。全てのアプローチで2パット圏内には寄せる事ができたので、直前のスコア110打から9打縮まって、101打という結果を出すことが出来ました。
【30分で激変!】僕が受けたアプローチレッスン
実際に僕のアプローチショットを見てもらい、ゴルフゾンで分析してもらいながら、改善箇所をアドバイスしていただきました。
結論から言うと、このレッスンだけで僕は、アプローチの概念が大きく変わりました。
教えてもらった事をまとめると、下記の5項目です。
- アプローチのテイクバックでは、手首のコッキングを使わない(ダフり・トップの原因)
- ウェッジはできるだけ、低く上げて、低く出す(高く上げると、高さの調整が難しくなる)
- スタンス幅はパターと同じでOK(オープンスタンスも不要)
- アプローチは、めちゃくちゃボールの近くに立つ
- 力加減ではなく、ウェッジの番手で、距離をコントロールする
これら5項目は、100切を目指す全てのゴルファーの方に役立つと思うので、ここで共有しておきます。
①アプローチのテイクバックでは、コッキングを使わない
まず、僕がアプローチの際に、ダフりやトップが多い理由が明確に。
それはテイクバック時の手首のコッキングです。
ゴルフゾンで録画してもらった映像を見ながら、指導をしてもらいました。
上の写真は打った後のフォロースルー。この部分は、胸の前にクラブがきており、概ね問題がないということでした。
問題があったのは、テイクバックでした。(下の写真)
上の写真の左側の部分に注目して下さい。
本来なら、テイクバックもフォローも「黄色のライン」の通りに動けば、きれいなアプローチなのだそう。
ところが僕の場合は、途中から手首が折れ曲がって、赤のラインまで上がってしまっていました。
要するに、勢いをつけようとして、最初から手首でクラブを上げていたのだそう。
短い距離のアプローチでは、失敗リスクを最小限に抑えるために、手首を使わないのがポイントだということでした。
実際に意識してやってみます。
数球打ってみると…
下の写真のように手首をおらずにアプローチができるようになりました。
※赤のラインが、実際のクラブの位置。黄色のラインが、もともと僕がやっていたアプローチの位置。
手首を折らない事で、距離のばらつき、クラブの高さのばらつきがかなり少なくなりました。
ダフる可能性はかなり低くなったと感じます。
②ウェッジはできるだけ、低く上げて、低く出す(高く上げると、高さの調整が難しくなる)
次に改善してもらったのは、テイクバックの高さです。
簡単に言うと、僕がアプローチでダフりトップが多いのは、クラブを高く上げすぎというクセが原因でした。
こちらも、自分では上げているつもりじゃないのに、高く上がっていたので、写真のように補助をつけてもらって練習しました。
言われてみれば当たり前ですが、高低差が少なくなる分、激しいダフりやトップが出にくくなります。
③スタンス幅はパターと同じでOK(オープンスタンスも不要)
次に、かなりびっくりしたのが、スタンスについてのアドバイスです。
簡単にまとめると、下記の点を教えてもらいました。
- オープンにする必要はない
- パターと全く同じスタンスでOK
最初の構えが下の写真です。
そして、改善後のスタンスが下の写真です。
シンプルにパターと同じ構えにして構える事を習いました。
YouTubeの知識で、「アプローチといえばオープンスタンス」というイメージが定着していたので、この点はかなり驚きでした。
もちろん、オープンスタンスにすることでフォローの抜けを良くするというテクニックはあるそうです。
ですが、現時点の僕の技術では、色々なスタンスを使い分けるのではなく、まずは基本となる一つのか前を使ったほうが、トータルのバランスがよくなる。
そして一番の基軸とするのは、最も利用頻度が高いパターのスタンス。
これを基本において、アプローチも、アイアンも、ドライバーも、練習していく事を教えてもらいました。
④アプローチは、めちゃくちゃボールの近くに立つ
さらに、次に立つ位置を調整してもらいました。
もともとの僕の立ち位置が下の写真です。
改善後が、下記の写真。
これを見ただけでも、たしかに改善後のほうがアプローチ感が出ている…。
実際に、コーチがやってくれたアプローチと、立ち位置を比較してみました。
下記がもともとの僕のアプローチの立ち位置です。
下は、コーチがアプローチをしたときの写真です。
僕よりも身長が高いコーチが、僕よりも半歩くらいボールの近くに立っていました。
なぜアプローチの際に、ボールの近くに立つ方が良いのかと言うと、重力の方向が関係しています。
極端にやるとわかりやすいのですが、下の写真のようにボールから離れれば離れるほど、重力方向に対してクラブが斜めになっていきます。
上の状態よりも、下の写真のようにボールの近くに立って、クラブと重力の方向を一致させたほうが、明らかにコントロールがしやすくなります。
ということで、アプローチの際には、できるだけボールの近くに立つ事(パターと同じでOK)を意識することがポイントでした。
⑤力加減ではなく、ウェッジの番手で、距離をコントロールする
最後に習ったことは、アプローチの距離を、「力加減ではなく、クラブ選択でコントロールする方が簡単」というお話でした。
僕の場合、ここまで習った事を意識してアプローチをすると、52度のウェッジで、何回打ってもだいたい15ヤードくらいに収まるようになりました。
クラブの高さを低くし、手首を使わず、ボールの近くに立つという3要素を全て満たすと、良い意味で強く打ったり、弱く打ったりの調整がしづらくなります。
つまり、何回打っても同じくらいの距離感になるという、”再現性”が出てきます。
逆に言うと、52度のウェッジで20ヤードを打つのがめちゃくちゃ難しく感じました。
ここで、52度からピッチングに変えてみるとびっくり!ビッタビタに20ヤード付近に寄るようになりました。
上の写真は、ピッチングを使って、52度の15ヤードと同じアプローチをやってみた場面です。
絶妙に距離が5ヤード伸びて、ビタビタに20ヤードを打つことが出来ました。
今回のレッスンのメインはこのアプローチショットでしたが、たった30分のレッスンで、めちゃくちゃ良くなりました。
実際に3日後にラウンドに行った際も、「15ヤードのアプローチがコレだから…」といった形で、自分の中に、初めて基準を持つことができました。
この基準が出来ることで「上りで20ヤードだから、ピッチングで気持ち強めにアプローチすれば、寄りそうか…」というような自分なりの応用ができるようになりました。
もちろん付け焼き刃なので、まだまだ練習が必要ですが、レッスン前の状態に比べると、大きなミスの確率は劇的に少なくなったことは間違いないと思います。
レッスン3:100Yショット(フェイスの向きの修正)
アプローチが終わって、次の課題についてもチェックをしていただきました。
僕の中で大きな課題は、いわゆるショートゲームです。100ヤード前後くらいの短い距離も、全くグリーンに乗らず、いつも30ヤードくらいのアプローチを残してしまいます。
イメージ的に、下記の図のような感じです。
100ヤードしかないのに、全くグリーンに乗りません。
【いつもの僕】 |
グリーンに乗らないにしても、せめてパターで打てるくらいのところに打てるようになるだけで、スコアがめちゃくちゃ下がると思っているのですが…。
【このくらいになりたい】 |
ということで、ピッチングウェッジのフルショットを見ていただきました。
一発目から早速出ました、大シャンク。
たった100ヤードの距離も近づけられず、はるか右へ飛んでいきます。
結果、バンカー手前に着弾。
絶妙に30ヤードくらいのアプローチが残る結果に。
いや完全に、いつものワシやん笑
ゴルフゾンのリアル感がやばい。
いや、関心している場合ではない。
ということで、フェイスの向きを自分でチェックする方法を教えてもらいました。
フェイスの向きをチェックする方法
ちょっと写真では分かりづらいかもですが、下写真のような方法です。
まずはボールを打った後の状態でストップします。
次に、手はそのままで腰を元の位置にクルッともどします。
そこから、もともとボールがあった位置に手を下ろすと、打った瞬間のフェイスの向きがわかります。
上の写真は、めちゃくちゃ左に飛んでいってしまったときのものです。
確かに、フェイスの向きが左を向いている…。
このチェック方法を使って、本番ではこんな調整が可能になるそうです。
- 素振りの時点で、このフェイスの向きをチェック
- この状態で狙い方向にフェイスが向くように、クラブを握り直す
- 素振りと同じように打つ
確かにこの方法を使えば、左右のズレを減らすことができそうです。
また、事前に「右か左か、どっちの方向に飛んでいきそうか」を予測できるのも、本番ではかなり大きいなと思いました。
絶対に行ってはいけない、池やバンカーがある場合なんかにも、応用できそうです。
この日は時間があと僅かだったので、スイング自体の修正は行わず、このチェックのみを習って終わりました。
スイングの改善は、今後のレッスンで行うと思うので、随時公開していきたいと思います。
レッスン4:3種類のピッチングウェッジ
最後に、「クラブを変えるだけで、めちゃくちゃゴルフが変わるんだよ」というお話を教えていただきました。
簡単に言うと、同じ人間が同じスイングをしても、クラブが違うだけで飛距離がガラッと変わってしまうというお話です。
3つのピッチングウェッジを比較させていただきました。(うち1本はマイクラブ)
全てピッチングウェッジなのですが、素材が違うだけでなく、ロフト角も微妙に違うらしく、打ってみると飛距離が全く変わります。
実際に、タングステン製を打ってみた写真が下です。
タングステンが最も反発係数が高い(よく弾く)ため飛距離がぐっと伸びます。
いや〜もし、130ヤードをピッチングで打てるとなると、めちゃくちゃゴルフが楽になりそうです。
僕はドライバーが200〜230ヤードくらいの飛距離なので、350ヤードくらいのPar4なら2打目でピッチングを打てる可能性が高くなります。
順当に計算すると、
- 130ヤードがピッチングウェッジ
- 140ヤードが9番アイアン
- 150ヤードが8番アイアン
- 160ヤードが7番アイアン
- 170ヤードが6番アイアン
みたいになります。
特に僕は7番アイアン以上がとても苦手で、「どうにか打てるかな〜」と思えるのは8番アイアン以下です。
今は、150ヤードでも7番か、6番を打っているので、それが8番になるのはめちゃくちゃ安心感があります。
筋トレしなくても、スイング改造しなくても、練習しなくても、20ヤードくらい飛距離を伸ばせる…それがゴルフの凄いところだなと思います。
逆に言うと、このあたりを理解して賢くやらないと、ガムシャラにやるだけじゃ遠回りするだけだということをよく学ぶ事ができました。
ということで、体験レッスンはここで時間切れとなりました。
レッスン後の流れ
最後に、簡単にレッスン後の流れをご紹介しておきます。
僕の場合は、この時点で「絶対入会して上達したい!」という気持ちになっていたので、そのまま契約の手続きに進みました。
特別難しいことは無く、
- プランの説明、必要事項の説明
- 契約書へのサイン
- 身分証明書のコピーをとってもらう
- 後日、銀行振込
という流れで入会となりました。
入会を希望しない場合は、ゴルフ力診断の費用を払って終了となります。
まとめ(ゴルフ力診断の良かった点、悪かった点)
ということで、総括です。
ライザップゴルフの「ゴルフ力診断&体験レッスン」の、良かった所、悪かったところをご紹介します。
- たった1時間でもスコアが変わる
(体験レッスン前110打→体験レッスン直後101打) - 自分のスイングの悪い所がハッキリとわかった
- 悪い所がわかる = 何を練習すれば上達するかが明確に
- 目からウロコの「上級者だけが知っている情報」を沢山教えてもらった
- すぐに使えるスコア直結テクニックを知れた(実際、直後のラウンドで9打下がった)
- クラブを変えるだけで20ヤードも飛距離が変わる事を知れた
実際に受けてみて、ゴルフ力診断、体験レッスンに関しては「100%メリットしかない!」と断言できます。
たった「3,000円+税」の費用で、独学数ヶ月分くらいの成長があると思います。
特に、僕のように100切を目指す方や、初心者の方は、一刻も早くやってみるべきだと思います。
(すでにアベレージで80台や70台のような上級者の方は、自分がそのレベルにないので、役立つのかどうかわかりません。)
本当に悪かった点は、特に無いのですが、強いて言うなら下記のあたりでしょうか。
ライザップゴルフの「ゴルフ力診断&体験レッスン」の、良かった所、悪かったところをご紹介します。
- めっちゃ入会したくなる(特に僕たちみたいな下手な人は)
- クラブも買い直したくなる(一式、全替えしたい…)
- 習ったことを早くラウンドで試したくなる(実際、2日後に急遽ラウンドしてしまった)
- やっぱり高額ではある(入会希望者のみ)
- 分割の年利が高い(入会希望者のみ)
- クレジット決済ができず、銀行振込のみ対応(入会希望者のみ)
正直、費用や支払いに関わる事だけだと思います。
とりあえずお金がかかるということです。もはやライザップゴルフのデメリットというよりは、「個々人のお財布事情と相談」というイメージでよいでしょう。
まあ、そこも直接的なデメリットは、クレジット決済ができない所や、分割の年利が高い所くらいです。
これが致命的だと感じる方は、どちらにしてもライザップゴルフに通うことは選択肢に入らないでしょうし、これが問題ない方は純粋に「体験レッスン」を受けてみて判断してもらえれば良いと思います。
下記の記事では、
- 実際に僕が入会したコースの費用総額・内訳
- 自分に合うコースの選び方
- 支払い方法(分割、一括)
について徹底解説していますので、ぜひこちらもあわせて読んでみてくださいね。
これから僕は12回のレッスンがありますので、その様子、その間に通ったラウンドの結果など、全てフルオープンでお見せしていこうと思います!
ぜひ次のレッスンの記事もお楽しみに!