ゴルフで90切りするコースマネジメント|刻む・攻めるの判断基準
こんにちは!ゴルフジャンキーTV公式メディアの高原です。
90切りが見えてきたのに、OBや数ホールの大叩きでスコアを崩してしまう。そんなラウンドに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、久貝コーチやゴルフジャンキーTV出演者の解説とラウンド動画をもとに、クラブ選択、刻む場所、次打に残す距離についてまとめていきます。。
結論からいうと、90切りのコースマネジメントは「いつもドライバーを持つ」「とにかく刻む」と決めることではありません。着地点・絶対に避けたいミス・次打の打ちやすさを確認し、そのホールに合うクラブを選ぶことです。
90切りはナイスショットより大叩きの入口を減らす
90切りでは、毎ホールでパーを取りにいくより、OBやトラブルから大叩きへつながる入口を減らす方がスコアを組み立てやすくなります。
パー72のコースで全ホールをボギーなら90です。89以下を目指すにはどこかでパー以上を取り、ダブルボギー以上を打った場合は、その分を別のホールで補う必要があります。
実際、ゴルフジャンキーTVのコメントにも「1ラウンドに2〜3回の大叩きで崩れる」という悩みがありました。コメントは技術的な根拠ではありませんが、90切りを目指す人が困りやすい場面はよく分かります。
ショット前は着地点・避けたいミス・次打を見る
ショット前に見るのは、ボールが止まる場所、絶対に避けたいミス、次打を普通に打てるかの3点です。残り距離だけで番手を決めないようにします。
ゴルフジャンキーTVのラウンドでは、約200ヤード先が最も狭い場面で、そこへ届かせず広い場所へ刻み、約100ヤードを残す判断がありました。
もちろん、この距離や番手はその場面の条件です。別のコースでも使えるのは、「できるだけ前へ」ではなく、着地点の幅と次打から逆算する考え方です。
ティーショットはドライバーではなく着地点から決める
ティーショットのクラブは、ドライバーが曲がるかどうかだけでなく、真っすぐ飛んだ時にどこへ止まるかで決めます。
見るポイントは、着地点の左右の幅、打ち下ろしによるラン、池やバンカーまでの距離、フェアウェイを突き抜ける可能性です。
ゴルフジャンキーTVには、約320ヤードのホールでドライバーだと突き抜けるため、5番ウッドへ持ち替えた例があります。別のラウンドでは、214ヤード先のバンカーに届かない番手を選んでいます。
ドライバーを外すのは、真っすぐでも危険なとき
ドライバーを外すのは、左右へ曲がるのが怖い時だけではありません。真っすぐでも突き抜ける、池やバンカーへ届く、難しい傾斜やラフが残るなら、小さいクラブを検討します。
ただし、持ち替えたクラブの着地点も必ず見てください。番手を下げた結果、一番狭い位置へ止まるなら、安全策になっていない場合があります。
刻む方が危険なら、ドライバーも選択肢になる
刻み先の方が狭い、または手前のバンカーへ入りやすいなら、ドライバーを持つ方が合理的な場面もあります。短いクラブが自動的に安全なわけではありません。
ゴルフジャンキーTVの動画では、ドライバーの着地点に突き抜けがなく十分な幅があり、刻むと右手前のバンカーへ入る場面で、「ここで刻む意味は薄い」と整理されました。
これは「広く見えたら必ずドライバー」という話ではありません。長いクラブと短いクラブの両方について、実際の着地点を比べる例です。
動画で確認:ドライバーと刻みの着地点を比べる
ドライバーを持つかどうかという質問から、ドライバーの着地点と刻み先のバンカーを比べる流れは、こちらの動画の6分9秒付近から確認できます。
刻む場所は次打から逆算して決める
刻むと決めたら、できるだけ前へ進むのではなく、次打を普通に打てる場所と距離へ運びます。
約200ヤード先が狭いなら、そこへ届かせず広い場所へ止める。残り100ヤードが得意なら100ヤードを残し、7番アイアンなら無理なく打てるなら、その距離を残す。考え方はシンプルです。
ゴルフジャンキーTVには、約360ヤードの狭いパー4で、2打目を7番アイアンで打てればよいと考え、ティーショットを刻んだ例があります。これは「200ヤード打てば80台が出る」という意味ではなく、次打からティーショットを逆算した一場面です。
得意距離より先に、危険な着地点を外す
得意距離は便利な目安ですが、必ず100ヤードを残す必要はありません。100ヤードを作るために池方向を狙うなら、危険な狙いを外せる番手を優先します。
ゴルフジャンキーTVのラウンドには、向かい風でドライバーを使うと池方向を狙う必要があり、スプーンを選んだ事例があります。この場面では、100ヤードを正確に残すことまでは求めていません。
「得意距離を残す」は目的ではなく、次打を打ちやすくする手段です。安全な着地点との順番を逆にしないようにしましょう。
動画で確認:広い着地点と次打から逆算する
約200ヤード先の狭い場所を避け、広い着地点と次打に残す距離からクラブを選ぶ流れは、こちらの動画の1分3秒付近から確認できます。
動画で確認:狭いパー4を次打から組み立てる
狭いパー4で、2打目に残す距離からティーショットを逆算した一場面は、こちらの動画の5分12秒付近から確認できます。
トラブル後は無理に距離を取り返さず、まず一度で戻す
林、深いラフ、悪い傾斜へ入ったら、距離を取り返すより、次打を普通に打てる場所へ一度で戻します。1打の遅れを一振りで消そうとすると、次の大きなミスにつながりやすいからです。
障害物越えがギャンブルになる場面では、中途半端な長い番手ではなく、普段通りフィニッシュまで振れる番手で十分に刻む判断があります。深いラフと左足下がりから、ユーティリティではなく8番アイアンでレイアップした例もありました。
ここでも番手をそのまままねるのではなく、「普通に振れて、次を打てる場所へ出せるか」を基準にしてください。
ミスの結果だけでスイングを変えない
狙った行動を実行できたのにOBになった場合は、結果だけを見てスイングを次々に変えないことも大切です。
ゴルフジャンキーTVのメンタル解説では、目標にした行動を実行できたかと、実際の結果を分けて考えないと、動きを変え続ける悪循環へ入りやすいという説明があります。
OBの後ほど、急いで距離やスコアを取り返そうとせず、次のショットの着地点へ意識を戻しましょう。
90切りのコースマネジメントを5項目で確認する
ラウンドでは、次の5項目を順番に確認すると、番手と狙いを決めやすくなります。
- このホールで絶対に避けたい場所はどこか
- 選んだクラブの着地点は広いか
- 真っすぐ飛んでも突き抜けないか
- 次打を普通に打てる場所・距離か
- トラブルなら一度でどこへ戻すか
視聴者コメントには、「絶対に避けたいミスがすぐ頭に浮かばない」という声もありました。ティーイングエリアやボール地点で、この5項目を見るためのチェックリストとして使ってみてください。
90切りのコースマネジメントでよくある質問
よくある疑問への答えも、固定の番手ではなく、着地点と次打の条件で変わります。
90切りにはドライバーを使わない方がよいですか?
ドライバーを禁止する必要はありません。ドライバーで真っすぐ飛んだ時の着地点と、短いクラブの着地点を比べて決めます。
刻むなら何ヤード残せばよいですか?
普通に打てる番手や得意距離を残すのが一つの基準です。ただし、得意距離を作るために危険な場所へ打つなら、安全な着地点を優先してください。
短いクラブなら必ず安全ですか?
必ずではありません。刻み先の方が狭い、バンカーに入る、難しい傾斜が残る場合もあります。
序盤に大叩きしたら90切りは無理ですか?
その時点で無理とは決まりません。次のホールで距離を取り返そうとせず、着地点・避けたいミス・次打の判断へ戻りましょう。
90切りのコースマネジメントは、ただ守ることではありません。着地点と次打を比べ、その場で一番大きな失敗を避けながら、普通に打てるショットを続けるための準備です。
