【こんな人におすすめ】明光義塾のメリット・デメリット
「明光義塾はどういったお子さんに最適?」
講師1人が数人の生徒を担当する個別指導タイプの塾です。
この記事では、明光義塾の様々な特徴を紹介した上で、そのメリットとデメリットをお伝えしています。そして、そのメリットデメリットを踏まえたうえで、どういったお子さんが明光義塾に合うのかをまとめています。
Contents
明光義塾は「個別」の塾
メリット
集団塾では授業を一回休んでしまうと、その回の授業を受けられずに進んでしまい、その授業はわからないまま進んでしまう可能性があります。
また、クラスのレベルに合っていない場合、理解度が高い子はつまらなく感じてしまったり、理解度が低い子は授業についていけなかったりという現象が起こることがあります。
その点明光義塾では、その日休んでしまっても、振替授業を取得してきちんとその子の次の授業を受けることができます。また、お子さんの理解度に合わせたコース設定をしたうえでテキストを選択したり、授業の進め方などを変えたりしているので、その子に合った授業を受けることができます。
デメリット
集団塾では、他の子と同じ授業を受けるのでライバルがうまれ、競争心をもって勉強にあたる子がいてお互い切磋琢磨する面がありますが、個別指導ではやる内容も進度もバラバラのため、そういった競争心で勉強するという可能性は低いです。
また、集団塾ではほかの子の回答や意見をその場で聞くことができるので、違った意見に触れることでより考え方や知識に幅が出る機会があります。
他にも、お子さんが発表して合っていたら自信につながる、みんなに認めてもらえる、間違っても間違えた恥ずかしさや悔しさからその問題を覚えたり解決しようとしたりするといった機会が少ない面があるかと思います。
つまり、人と比較されたり競争したりをせずに、自分のペースでコツコツとマイペースで取り組むことが好きなお子さんには明光義塾は最適だと言えます。
明光義塾の「学習法」
明光義塾では、ノートの取り方をまず指導されます。明光義塾には、オリジナルのノートがあるのですが、日付、ページ、単元などの項目を書くところから、問題を解くスペースも決められています。ノートの左側が生徒の問題を解くスペースになっていて、右側が先生の書き込むスペースになっています。
しっかりその形式に合わせてノートを書くことで見やすいノート作りができます。形式だけでなく、計算式の書き方や、ポイントのまとめ方などノートの書き方を生徒に合わせて先生が指導してくれます。
そして、間違えた問題には×を、合っていた問題には○をテキストに書き込みます。これは、あとで間違えた問題を再度解きなおすときに利用します。必ずこの×の問題をもう一度解きなおすよう指導されるので、×の問題をそのままにしない工夫がされています。
明光義塾では、自立学習を促すようなシステムになっているので、生徒本人が自分でどう勉強したらよいかというのをまず教えられていきます。
メリット
勉強の習慣があまりなかった子や、どうやって勉強したらいいのかわからないという子が自分から勉強を進んでやるきっかけになります。×の問題を解きなおす専用のノートがあり、そのノートが生徒の苦手がつまったノートになるので、苦手なところのみを復習する際に役立ちます。
先生が×の問題にポイントを記入してくれるので、自分だけの苦手とポイントがつまったオリジナルの参考書を作ることができます。
デメリット
ノートの量が多いです。1つの教科に対して使うノートが複数あるので、持っていくノートが大量になることもあります。
また、間違えたノートを使ってしまったり紛失したりすることもあります。単純にノートの数だけ費用がかかるので、オリジナルのノートを使用しないといけないためその分のお金も必要になります。
明光義塾ではテキストに書き込むことはしないので、テキストに書き込んで覚える勉強法をとっている子や、別の勉強法ですでに慣れている子は勉強の仕方を変えることになるので、その点がネックになる可能性はあります。
つまり、明光義塾は今まで勉強の習慣が身についていない、どうやって勉強したらいいのかわからないという子には最適です。
明光義塾の「講師」の特徴
塾では、すべての生徒を正社員の人が教えるところと、アルバイトを雇って正社員は運営のみを行うところなどあります。明光義塾では、割合の多い少ないはありますが、基本は正社員が運営を行い、アルバイトが講師を務めます。
メリット
いろんな先生から教えてもらうことができます。集団の塾だと、クラス、教科別に担当の先生がいて、その授業を受けることになるので先生が固定化されます。
しかし明光義塾は教室の規模にもよりますが、大体のアルバイトの先生は複数の教科を担当しています。なので、この先生は合わないなと思った場合は変えてもらうことができます。ただし、曜日によって来る先生と来ない先生がいるので、相談の上になります。
上記と重なる点がありますが、複数の教科を担当しているので、同じ先生に違う教科を教えてもらうことができます。もちろん先生によって教えられる教科が違うので出来る範囲にはなりますが、教室によっては相談してその先生を担当にしてもらうこともできるかもしれません。
複数の先生がいるので、教え方が先生によって全然違います。丁寧に理由などを説明して教える先生もいれば、面白い話をして興味をもたせてくれる先生もいます。語呂合わせなどの暗記の仕方も先生によって違うので、自分が覚えやすい覚え方を得られるチャンスにめぐまれています。
その子の行きたい高校や大学の近くの塾なら、その高校を卒業した先生やその大学に在学中の大学生がアルバイトをしている可能性が高いです。入試の問題傾向なども教えてもらえますし、高校生活や大学生活、どんな部活や研究をしているかなども教えてもらえると思うので、いい機会になると思います。
デメリット
先生が固定にならない場合が多いです。ずっと同じ先生が同じ生徒を授業するわけではありません。日によってどの教科も先生が変わる可能性が高いです。小さな教室だと先生の数や教えられる教科などが限られているので、固定になるところもありますが、基本は先生を選べません。
固定にならないということは、生徒の状況をきちんと把握できない可能性があります。家庭教師や1対1で教える塾の場合は、その生徒をずっと連続して見ているので、どういうことが苦手でどういうことが得意なのか、ミスのしやすいところや気を付けないといけないところを知ったうえで授業を進めてもらえます。
しかし、明光義塾では生徒も先生も当日にならないとどの人にあたるのかわからないので、先生は生徒の癖をそこまではわからないまま授業が進むことがあると思います。もちろん引き継ぎのための生徒の情報は新しい先生にわたっていますが、うまく連携がとれるかは先生の力量次第と言えます。
つまり、いろんな先生に勉強を教えてもらいたいという子には最適です。どうしてもこの先生がいい、もしくは悪いという場合できる限りの対応はしてもらえるので、合った先生をつけてもらいたいという人にとっても良い塾です。
明光義塾のサービス
教室によるところがあるかもしれませんが、授業以外のサービスをいくつか紹介いたします。
まず、自習が自由にできます。席が空いている場合にはなると思いますが、積極的に自習に塾に来る子もいます。
次に、定期テスト前の自由参加のテスト対策の会があります。これは1対3での授業スタイルではなく、複数の先生が席をまわりながら、質問がある子や悩んでいそうな子に声をかけて対応する形になります。生徒の学校に合わせてテスト範囲の問題を塾側が用意しています。もちろん生徒持参のテキストを利用しても構いません。
他にも、マイレージシステムがあります。生徒がきちんと遅刻なく授業に参加したり、定期テストで点数がアップしたり、課外活動などでいいことをしたり、様々な活動からポイントを得て、商品と交換することができます。
メリット
塾で自習することで、時間が空いた先生が見てくれることがあります。なかなか家だと勉強できない子にとっては、塾でみんなが勉強している環境で勉強すると集中しやすいです。
テスト対策を塾で授業外にできるのはメリットしかないと思います。
マイレージシステムは勉強も勉強以外のことも頑張ったことを報告できるので、お子さんの頑張りをみんなと共有できる機会が増えます。
デメリット
特にこのサービスについてはないように思えます。ただ、教室によって内容が異なることもありますので、確認は必要です。
つまり、積極的に塾を利用したい人にとっては、いい塾と言えます。マイレージも生徒が頑張ったご褒美になるので、モチベーションをあげるきっかけにもなると思います。
まとめ
今回は明光義塾の特徴とそれに対するメリットとデメリットを紹介いたしました。
明光義塾は、自分のペースで勉強したい人、勉強の習慣が身についていない人、積極的に塾を利用したい人におすすめの個別指導塾です。
明光義塾は無料体験を行っているので、まずは体験してみてはいかがでしょうか。
また、自分のペースで進めることのできる通信教材も人気が高まっています。
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