【体験談】評判の駿台予備校に通ってみて|ハイレベルさと厳しさが特徴。やれば伸びる!
小学校・中学校と自分の力と地元の小規模の塾や通信学習教材だけでこなせてきた人も、大学受験になると駿台のような大手の予備校を利用する人が増えてきます。
どうしても受験にはテクニックの要素があるので、小さな学習塾よりも、受験専門の駿台のような大手予備校が評判が良い傾向にあります。
とはいえ、駿台予備校の様な大手の予備校に通っても、目標の大学どころかすべり止めの学校に落ちてしまう人もたくさんいます。
大学受験に対して、駿台予備校や代ゼミの様な大手の予備校は必要なのか(特に現役時に通う必要があるのか)、予備校選びはどのような点をみて選ぶべきなのかを、駿台予備校に1年間通った受験生を持つ親御さんの体験談をもとに考えていきましょう。
実際に駿台予備校大宮校を利用して、筑波大学に現役合格した方の体験談はこれから受験をひかえている新高校三年生から高校一年生まで参考になると思うので、ぜひ参考にしてみてください(^^)
Contents
駿台予備校に通って筑波大学に現役合格した親御さんとお子様
駿台予備校大宮校を利用している投稿者様とお子様
【親御さん】
専業主婦の50代女性
【お子様】
県立高校3年生の女子(4月から筑波大学)
高校3年春から一年間駿台予備校を利用。
体験談
大学受験に向けて大手の駿台予備校大宮校を選択
地元の小さい塾だけでは大学受験に不安なので、高校三年の最初から駿台予備校に通いました。二年までの模試の結果から、数学、理科科目は駿台のスーパーアルファクラス(偏差値60~62以上)、英語がスーパークラス(偏差値50~58以上)の評価でしたので、大宮校に申し込みました。(※クラス分けと偏差値はテストごとに変化あり)
数学、英語、物理の授業を取りましたが、駿台は予習復習に時間がかかり、授業も1コマが3時間くらいあり、なかなかついていくのが大変でした。
筑波大学を志望していましたが、授業内容が東大や東工大、医学部受験に合わせているので、駿台で筑波大学には必要ない高いレベルまで勉強することになりました。
駿台予備校大宮校のハイレベルなコースと厳しい先生に疲弊
また、駿台予備校には高い志望の受験生ばかりなので、すこし居心地が悪かったようです。通っている駿台予備校の英語の先生は、有名な口の悪い方で、毎時間あてられては間違え、怒られ続けたので、一時は表情が暗くなり、精神的に心配しましたが、夏休みに単語を頑張り、秋頃になると質問にも答えられることが増えて、最終的にはほめていただいたようです。
厳しさのおかげもあり、英語も伸び合格へ
駿台予備校大宮校での厳しい英語の授業のおかげもあり、筑波大学の公募推薦の試験でも苦手だったはずの英語を「すごくよくできていた」と評価されて、無事に(予定外に早く)12月には合格して受験を終えることができました。
通常の受験をすすめている駿台予備校大宮校ですが、個別には推薦などにも対応してくれて、親の私が電話で相談するときも、娘が自分で相談するときも、さすがに大手の駿台。受験のプロらしい対応をしてもらい、心強かったです。
駿台予備校大宮校は先生だけでなく、大学生アルバイトのサポートも良い
駿台の先生方は授業しかしないので、授業に大学生のアルバイトが助手についているので、その人がアドバイスをくれたり、進路アドバイザーという社員さんらしい人たちがいて、模試のあともすかさず、ほめてくれたり、声をかけてくれて、面接指導なども何度もやってもらいました。
合格が決まったあと、すでに申し込んでいた駿台の直前講習などもキャンセルして、返金してくれましたし、3月末までは自習室も使っていいとのことでした。我が家も、合格までは金額は考えずに支払いましたが、他の方も同様なのか、とても景気がいいようで、大学に進学した人にバイトのお誘いも盛んにあり、仕事内容は軽いのに、すごく支払いはいいらしいです。
投稿を受けての当サイトの見解
もともとの偏差値も高く、筑波大学を志望していた今回の投稿者様。
もともと学力があったことは言うまでもありませんが、現役ながら駿台予備校で厳しい授業を受けて、それを乗り越えるために自分で学習の努力を怠らなかったという事が合格の要因といえるのではないでしょうか。
今回の体験談は駿台予備校大宮校でしたが、どの予備校にも厳しい指導で学力を伸ばすタイプの講師がいます。
厳しく指導される事には向き不向きがあるので、必要以上にストレスになるようならクラスを変えてもらったり、講師を変えてもらうなどの対応をしてもらう必要もあるでしょう。
ですが基本的にはやはり多少のプレッシャーがあった方が、力を発揮することが多いです。
受験で重要になるのは講義よりも、自学の時間です。
そしてどうしても苦手な科目を自分で学習するのは、得意教科を学習するよりも難しいものです。
人間は得意な事に対するモチベーションを維持するのは簡単ですが、苦手分野に高い意識で臨み続けるのはそう簡単なことではありません。
特につまずいた時、試行錯誤して出した答えが、全く的外れだった時などに、受験生のモチベーションは一気に低下します。
そこで有効な手段が、ここまでやらないと怒られてしまうというノルマや授業で当てられるという一種の「プレッシャー」です。
苦手分野に対しては、厳しく指導してくれる先生がいた方が今回の投稿者様のように急速に伸びるケースがあります。
もちろんプレッシャーなしでも、つきっきりで誰かに指導してもらえれば学力を伸ばすことが出来ますが、駿台予備校の様な大手の予備校では一人の生徒に一人の講師がつきっきりという状況はほぼあり得ません。
苦手分野を伸ばす方法として厳しい環境で自学するモチベーションを維持する、もしくはマンツーマンで指導してくれるような塾を探すという選択肢があります。
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