【体験談】週三日制予備校に通う前に知っておこう!実際に通ってわかった3つの弱点!
予備校というと一般的には週5日通って、みっちり勉強するというイメージがありますが、中には特徴的なスタイルを持つものも存在します。
週三日制予備校もその一つですね。その名の通り週三日しか授業がなく、その分自習をする時間を取れる、料金がかなり安いという特徴があります。
張りつめて勉強すると疲れてしまう…出来る限り安く…などの要望がある受験生にとって週三日制予備校は魅力的です。
ですが…一番気になるのは週三日制の予備校で、本当に受験を戦えるのかどうかですよね。
今回は実際に週三日制予備校に通って大学受験に挑戦した人のリアルな体験談をもとに、週三日制予備校の良し悪しについて考えてみましょう。
なかなか見つからない週三日制予備校の体験談ですので、ぜひ予備校選びの参考にしてみてください(^^)
Contents
週三日制予備校で受験をしてみて
では早速週三日制予備校に通って受験に挑んだ男性の体験談をご紹介します!
マイペースさと授業料が魅力で週三日制予備校に
私は関西にある週三日制予備校で受験勉強をしていました。週三日制予備校は少し特殊な予備校で、名前の通り授業が週三日しか行われなません。
それ以外の日は、自習をしたり補習授業を受けたりするという感じで自分のペースで学習を進めることができるということだったのと授業料が年間38万円という安さが魅力でした。
週三日制予備校では通常クラスに在籍
クラスはいくつかに分かれていて国公立の文系理系の上位クラスに下位クラス、私立も同様、国立は東大・京大・東北大・九大のような旧帝国大学、私立なら関関同立レベル以上のとこを狙うクラスから選抜試験のようなものがあったらしいですが私はそのようなクラスにいなかったのでわからないです。
残念ながら熱心な生徒は少ない…
少人数制でせまい教室だったので質問をしようとすればかなりしやすい環境だったと思いますが私の通っていたクラスではあまりそういう熱心な生徒はおらず授業も遅れてきたり寝ていたりでやる気のない生徒が多かったように思います。
先生もほとんど放置していましたが一度だけ怒鳴っている場面を見たことがありました。
この予備校が得意とするような大学などは特になかったはずです。最初に説明した通りその人のペースでその人の学力に合わせて勉強するというかたちをとっていましたから。
安いけれど、学力の伸びは見られず…
最初に書きましたが年間で38万円程度なので料金はかなり安いです。補習などは別に授業料がかかるようでしたが受けていないのでわからないです。
ぶっちゃけほとんど伸びてなかったと思います。
結局志望大学には合格できなかったです。滑り止めの滑り止めである大阪工業大学に進学しました。正直なところ、ここに通わず最初から大手予備校や個別指導の塾のようなところに通っていたほうが良かったなあと思います。
講師も週一回の化学の先生の授業だけは面白くて優しく教えてくれ良かったのですがそれ以外の先生はわかりにくかったりくせのある人たちでこの授業にお金を払うなんて…って感じでした。開いている教室で自習ができたのはよかったですがそれくらい予備校なら当たり前ですよね。
最初に38万円の授業料一括払いするのですが、大手のように半期ごとに授業料を分けて払えるところのほうがそれだけそちらの予備校としての指導力に自信がある感じがして良かったなあと今にして思います。
まとめ:本気ならしっかり勉強できる予備校を選ぶべき
いかがでしたか?なんともリアルな体験談でしたね(笑)
週三日制の予備校は、自分のペースで勉強が出来るところ、料金の安さが魅力ですが、想像通りのデメリットがありました。
もちろん週三日制予備校から難関大学に合格する人もいますので、学校が悪いということではありません。ですが、単純に予備校の規模、講師の数と質、そして何より周囲の生徒の本気度を考えると、大手の予備校からすると質は落ちてしまいます。
大手の予備校は授業の質によって、講師の評価が変わります。講師が授業の修正、質向上に全力を注いでいます。週三日制予備校や地方の小規模の予備校は、生徒が少なく講師と接しやすいという点は魅力ですが、授業の質で考えると大手の方が高いと言わざるを得ないでしょう。
自学の時間をたくさん取りたい、周囲に影響されず自力で合格できる!という自信がある方は良いかもしれませんが、本気で志望大学に入学したいと考えるなら、やはり厳しめの大手予備校を選ぶべきでしょう。
あえて週3日に授業を減らす特別な理由がない限りは、毎日予備校に通って勉強した方が成績が伸びやすいのは当然ですね。