河合塾名古屋校に通って名古屋大を目指した結果|駿台との違いと特徴は?
駿台予備校・代々木ゼミナールと並んで三大予備校と呼ばれるほど大手の河合塾。大学受験のための予備校選びの際は必ず候補に挙がる塾の一つですね。
ここでは名古屋大学農学部1年生の河合塾名古屋校に一年間通った感想をもとに、河合塾の強み・弱みを紹介していきます。
河合塾と駿台や代ゼミ、その他予備校のどこを選ぼうか考えている方の参考になると思うのでぜひ読んでみてください(^^)
Contents
1年間河合塾名古屋校に通って分かった強みと弱み
では早速河合塾名古屋校から名古屋大学に合格した、現役大学生の意見を見てみましょう。
河合塾の強みはクラスの豊富さと講師の充実
河合塾名古屋校は私立コースから東大京大コースまでたくさんのクラスが揃っており、自分の志望校に合わせた勉強法ができるところが強みです。
各科目たくさんの先生がいて自分に合った先生を見つけて質問にいくことでより実力を上げることができると思います。
合格率80%!河合塾の名古屋大学専門のクラスが良かった
私は名大理系Plusというクラスに所属していましたが、このクラスは模試の偏差値や事前に行われるテストである程度の成績の人だけが入るクラスで合格率約80パーセントという名古屋大学を目指す人のために作られたクラスです。
このクラスではほかの人たちは使うことのできない自習室が用意されており、いつでも落ち着いて勉強ができる環境でした。また、名古屋大学の過去問を基にした授業であるPlusタイムというものがあり、大学独自の問題に対しての対策もしっかりできました。
河合塾のチューターと先生の面談・アドバイスで精神的なサポートも
私がこのクラスで良かったと思うことは2つあります。
1つ目はチューターです。とても優しく親身になってくれる方で、勉強のことから精神的な悩みまで相談することができました。2つ目は個別の先生との面談です。
私はなかなか先生に直接質問をしにいく勇気がなかったのですが、チューターの方が苦手科目の先生との個別面談の時間を作ってくださり、基本的な勉強の仕方から試験対策までしっかりと相談にのっていただいたので実力をつけることができました。施設についてですが私はラウンジスペースがとても好きでした。
自習室だと少し窮屈な感じがしていやだと思うこともあったのでそんな時にはラウンジに行き、飲み物を飲んだり音楽を聴いたりしながらリラックスして勉強をしていました。
河合塾での難点は受ける授業が固定されていること
1つ問題点を挙げるとすればクラスによって取る授業が決まっていたことです。私は数学がとても苦手で国語は得意だったのですが、国語の授業も取らなければならず分かりきっていることをやっていたので少し時間の無駄だと感じました。
現役時よりも偏差値30アップ!
成績ののびについてですが、センター試験の点数は50点上がり、苦手だった数学の偏差値は30近く上がりました。ほかの科目についても全て現役時代より偏差値が上がりました。これにより私は名古屋大学農学部に合格することができました。自分の志望校に向かって頑張りたいと思う方に河合塾名古屋校はおすすめです!
まとめ:河合塾は志望校ごとの対策が豊富
大学受験と一言に行っても、勉強する内容は志望校によって全く異なってきます。
河合塾の強みはクラス分けの種類が豊富な所。
駿台は難関大学や医師薬学系の理系の難関を狙う生徒が多く、対策も豊富です。地方国立大学志望者にとっては少し授業やテキストがハイレベルすぎると感じる生徒も多いです。
一方河合塾は今回体験談を話してくれた方のように、地方国立大学を狙う生徒が非常に多く、クラスのレベルがちょうどよく作られていたという評判が多いです。
サポート体制や、講師の質は駿台・河合塾ともに全国各地の予備校の中でもトップクラスといってよいでしょう。少し違いがあるのは、質問が出来る環境かどうかという点です。
駿台予備校出身者からは「休み時間などの質問は、行列が出来てなかなかいけない」という意見が多いです。一方河合塾は今回の体験談を話してくれた方のように、チューター(クラスの担任)を介して質問や相談の機会を設けてもらうことが出来るという点が評判です。
質問がしやすいという点、豊富なクラス分け(特に難関大学以外の、地方国公立を狙う人に最適なクラスがある)という点が河合塾の大きな特徴だといえます。