河合塾は代ゼミと駿台に勝てる?評判と特徴を徹底解説します!
大手予備校の「河合塾」!一度は耳にしたことがあると思います。でも実際には、どんな予備校なのか、ご存じない方もいらっしゃると思います。
このサイトでは、河合塾の特徴について、徹底的に解説しています。
さらに、他の大手予備校、「駿台予備校」「代ゼミ」との比較も詳しくのせてあります。
河合塾について詳しく知りたい!他の予備校と決めかねているという方は、ぜひ読んでみて下さい。
河合塾グループについて
河合塾は、1933年に「河合英学塾」として、河合逸治によって創設されました。
それ以降、河合塾グループは、
・「進学教育事業」
・「教育活動支援事業」
・「教育研究開発活動」
の3つの事業・活動を柱に、新たな教育価値を社会に提供し続けてきました。
多面的かつ大規模な事業展開の一方で、河合塾グループが大切にしているのは、「すべては一人ひとりの生徒のために」という想いです。
Contents
他社と大きく違う点
河合塾独自の特徴を、項目でわけながらご紹介します。
模擬試験
大学受験では、河合塾の模擬試験は非常に名が通っており、全国最大規模を誇る「全統模試」の年間のべ受験者数は、310万人強に及びます。
PASSカリキュラム
河合塾は、PASSカリキュラム(Personal Apply Support System)を採用しています。
ひとり一人の第一志望にこだわる仕組みです。
入試で必要とされる基礎力をしっかり養成する講座を中心に、志望別、分野別の講座で構成されています。
入試で不可欠な全科目をバランスよく仕上げることができるカリキュラム構成になっています。
夏までに基礎を、秋以降は応用・実践力を養います。
授業
授業は、大学教授や、その道のプロが教えてくれます。
テクニックではなく、学問の本質、理論をしっかり教えてくれるので、受験に本当の意味で対応する力が身につきます。
テキスト
「テキストの河合」と言われるほど、広範囲にわたって頻出分野が扱われていて、参考書が必要ないほど質も良いです。
講師が最新の研究をもとに作った、オリジナルテキストです。
授業をしっかり聞いて、テキストをやりこめば、底力がつくように構成されています。
また、模試も講師が作成しているので、授業・テキストとあわせて体系的に学習を進めることができます。
質問
河合塾の授業は、生のライブ授業なので、授業後の質問は、その講師にすぐできます。
それ以外の質問については、「フェロー」を採用しています。
大学院生が常駐していて、いつでも質問ができます。
自習中わからないところが出てきたとき、すぐ質問できるので、とっても便利です。
コース
河合塾には、難易度的に比較的低い大学志望のコースがほとんどの校舎に設置されています。
高卒中退者や単位制、通信制高校生を対象とした、大学受験基礎・高卒認定対応コースがあります。
サポート体制
チューターと呼ばれる担任が各クラスごとについて、アドバイスをしてくれたり面談を行ってくれたりします。
面談には、個別面談、三者面談、出願面談などがあります。面談は、月に1~2回です。
保護者のための保護者会も実施。定期的に模試の成績、出席状況の報告などもあります。
個別指導
医学部医学科コースに、週1、90分×24回の個別指導がついたコースがあるのと、季節講習に個別指導の講座があります。
設備
河合塾の入試情報ステーションはすごい!と評判です。インターネットで調べられるパソコンもありますし、入試情報の豊富さはNo.1です。
他の予備校(代ゼミ・駿台予備校)との違い
河合塾、代ゼミ、駿台予備校の3校に共通することとして、
・予備校でもあり学校法人でもあること(そのため、学割が利用できます。)
・歴史ある予備校であること
・いい講師がたくさん在籍していること
などがあげられます。
まず、3校の大きな特色についてご説明します。
河合塾には、
・成績下位層から東大などの超難関まで、生徒の層が広く敷居が低い
・文系の生徒が、比較的多め
・毎年、早慶や上智、MARCHの合格者数が、他の予備校に比べて多い
といった特徴があります。
駿台予備校は、
・どちらかいうと中堅から、難関大志望者の層が多い
・理系、医系が強いと言われている
・毎年、東大、京大、東工大、国私医学部医学科の合格者を多く輩出している
・全国模試の難易度も、他社のものよりも高く、成績上位の層が多い
といった特色があります。
代ゼミは、
「講師の代ゼミ」といわれるほど、講師の質が良いです。
これまで、河合塾、駿台予備校とともに、力のある予備校として成果を上げてきましたが、2015年にさまざまな理由から、経営規模縮小に踏み切りました。
それに伴い、全国7校舎になり、全国模試、センターリサーチが廃止されてしまいました。
それでは、以下にそれぞれの細かな違いについてご説明します。
授業時間が違う!
・河合塾は、90分
・代ゼミも90分
・駿台予備校は50分
です。
河合塾は、「導入→講義→演習」と、演習を盛り込むことで、授業内に学習内容の定着も行います。
1日のコマ数が少ないから、予習復習のサイクルがつけやすいと評判です。
駿台予備校は、演習は演習でわけ、細分化された授業で、体系的にしっかりと理解を得てもらおうとする授業スタイルです。
代ゼミは、週6日制90分授業、土曜日はテスト演習です。
授業について
代ゼミは、河合塾や駿台予備校に比べると、映像授業の割合が多いです。
どこの校舎でも同じ授業が受けられるのはメリットですが、河合塾や駿台予備校の生のライブ授業のように、授業後の質問をその講師にすぐすることはできません。
コースは?
河合塾は難易度易しめコースが、駿台予備校は医学部コースが充実しています。
代ゼミは、全体的にコースの種類が少ないです。
設備面は?
設備面において、河合塾の自習室の環境は、とても良いです。
自習室自体も広いですし、一人当たりのスペースも十分です。
赤本も充実しています。
また、代ゼミの自習室も引けを取らず綺麗で、過去問の蔵書量が充実しています。
料金体系
(例)高3生であり、国立を受検しようとしている理系の生徒の場合
入学金・・・30,000円
コース費・・693,600円
合計・・・・723,600円
河合塾のデメリット
まず、校舎が地方には少ないため、大学受験生や浪人生が使う場合、使いにくい点があげられます。
また、体験授業を検索しても見つからず、河合塾を体験したくてもできないのが残念です。
河合塾のメリット
河合塾の最大のメリットは、成績下位層から東大などの超難関まで生徒の層が広く、敷居が低い点にあります。
コースも、難易度易しめコースが充実しています。
また、小人数で個別サポートが充実している点もメリットとして挙げられます。
ちなみに、チューター制度(担任制度)を初めて導入したのは、河合塾です。
さらに、自由席で、机も広い点もメリットの1つです。
学費が割と安い点も見逃せません。
どんな人に最適なサービスか
どちらかというと、文系志望で、早慶や上智、MARCHなどを目指している方に向いています。
小人数で、個別サポートをしっかりしてほしい方にピッタリです。
まとめ
河合塾は、成績下位層から東大などの超難関まで、生徒の層が広く、敷居が低いのが特徴です。
コースについても、難易度的に比較的低い大学志望のコースが、ほとんどの校舎に設置されています。
河合塾は、一人ひとりの第一志望にこだわる仕組み「PASS」カリキュラムを採用しています。
これにより授業を担当する講師、テキストともに申し分ないレベルです。
また、大学院生が常駐していて、いつでも質問できるシステムも人気です。設備面も充実しています。
河合塾は、他の予備校に比べると、小人数で、そのため手厚い個別サポートを受けることができる点も、特筆すべき点です。
ぜひ、選択肢の一つに入れてみて下さい。
※河合塾公式サイトはこちら
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