代々木ゼミナールの評判が良いのはなぜ?リアルな特徴と口コミを徹底解説!
駿台予備校、河合塾とあわせて三大予備校と呼ばれる代々木ゼミナール。
2015年以降、事業縮小に踏み切りました。
それでも、その人気は健在です。
今回は、代々木ゼミナールの特徴と口コミを徹底解説します。
代々木ゼミナールに興味がある方、どの予備校に行こうか決めかねている方、ぜひご一読ください!!
Contents
代々木ゼミナールについて
代々木ゼミナールは、1957年、「親身の指導」の建学の精神のもとに開校しました。
予備校のスローガンは、「志望校が母校になる」です。
・全国主要都市において高校生・高卒生の大学受験のための授業展開
・1,300校を超える高等学校や学習塾への授業コンテンツ配信
・その他各種入試情報の配信
・参考書・問題集の出版
・大学支援
など、事業は多岐にわたります。
経営は、順風満帆というわけではなく、経営悪化に伴い、2015年以降全国27か所あった校舎を7か所に減らしました。
また、全国模試、センターリサーチ(大学入試センター試験においての自己採点結果の集計・分析サービス)の廃止に踏み切りました。
他社と大きく違う点
代々木ゼミナール独自の特徴を、項目でわけながらご紹介します。
オリジナル・カリキュラムコースの充実!
決められたコースもありますが、科目ごとに自分の進路やレベルに合う講義を受講できるコースがあります。
確実に理解し、身につけるため、どうしても苦手な科目だけ他の得意科目とは別に基礎から勉強することができます。
単科ゼミも豊富にあります。
模試で出された偏差値を参考に、今の実力と志望校に合う受験対策を行えるような環境を整えてくれます。
「ひとり一人に合わせたカリキュラムで合格ラインをぶっちぎれ。」というスローガンを実践している予備校です。
映像授業が多い
どの校舎からでも、本部校講師のスペシャリスト達の授業が、サテライン(衛星通信方式の講義システムのこと)で受けられるのはかなりラッキーです。
スケジュールの事情で対面授業が受けられなかったり、自分が取りたい授業が同時刻に2つ別の教室で行われたりしている場合、授業を休んでしまった場合に便利です。
スカラシップ制度
入学コース診断テストで成績優秀な人は、年間学費より授業料の1部(最大80%相当額)を減額する制度があります。
設備
綺麗で清潔感のある、自習室が用意されています。自身のプライベートなスペースを確保して、集中して予習・復習を行うことが可能です。
過去問の蔵書量が充実しているので、大変便利です。
クラス担任の年間サポート体制
クラス担任が、年間を通じて、時期に応じた的確なアドバイスで、学習面・精神面をサポートします。
学習アドバイザー、先輩チューター
学習アドバイザーは、各教科に精通した職員スタッフや、大学生・大学院生の学生スタッフです。
テキスト等の勉強内容に関する質問や、受講アドバイス、勉強方法等のどんな質問にものってもらえます。
先輩チューターは、代々木ゼミナールで学び、志望校合格を勝ち取ったOB・OGの現役大学生です。
学習内容や、志望校の相談などを行うことが出来ます。
年齢も近いですし、通っている大学が志望校と同じだったりするので、色々な相談を気軽に行いやすくなっています。
質問
講師への質問は、講義が終わった後に、すぐにでも行うことができます。
よって、わからなかった点や、整理しておきたいポイントなどは、時間を置かずにすぐに理解することが可能です。
講師室は、オープンドアとなっており、気兼ねなく相談しやすい配慮があります。
合格実績
代々木ゼミナールは、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学など全国の難関・中堅大学に数多くの合格者を輩出しています。(学校別の合格者数は、未公開)
講師
講師間での切磋琢磨が激しいため、独自の方法論や授業スタイルがすでに確立されています。
結果、生徒は個性的な授業を受けることができます。「わかる感動」を与えてくれます。
教材
テキストは、有名講師によるオリジナルテキストを使用しています。
長年の歴史から豊富なデータを持っており、そのデータをもとにテキストを作成しているので、質が非常に良いです。
また、テキストは毎年使いまわしにはせずに、新たなデータを取り込んだ新テキストを使用しているのも特徴の1つです。
他の予備校(河合塾・駿台予備学校)との違い
代々木ゼミナールは、河合塾や駿台予備学校と併せて三大予備校と呼ばれ、難関大学を目指す学生を支援してきた歴史があります。
3校に共通するのは、
・予備校でもあり学校法人でもある(学割が利用できる)
・歴史ある予備校である
・いい講師がたくさんいる
といった点です。
次に、それぞれの予備校の特徴についてあげてみます。
代々木ゼミナール
・売りは、講師陣のレベルの高さ
・オリジナル・カリキュラムコースが充実している
・2015年、経営規模縮小により、今では全国7校舎になり、全国模試、センターリサーチも廃止された。
河合塾
・テキストの河合、模試の河合と言われる
・私立の文系に強い
・毎年、早慶や上智、MARCHの合格者数が他の予備校に比べて多い
・座席が広いので、ゆったり学習できる
駿台予備校
・医学部や国公立理系に強い
・数年間連続で、東京大学、京都大学の合格者1位をとっており、生徒のレベルが高い
・座席が指定
それでは、代々木ゼミナールと河合塾と駿台予備学校の違いを、さらに詳しく以下にあげてみます。
授業時間
代々木ゼミナール90分!河合塾90分!駿台予備校50分!
代々木ゼミナールは、週6日制。土曜日には、テスト演習が行われます。
映像授業
代々木ゼミナールは、サテライン(衛星通信方式の講義システム)での映像授業が他校に比べても比較的多いです。
よって、地方校にいても、本校の講師の授業を受けることができます。
コース
代々木ゼミナールにおいて、それぞれの科目ごとの、学力に合わせたオリジナル・カリキュラムコースでの学習が可能です。コース自体は、若干少なめです。
河合塾は、難易度の易しめコースが充実しています。駿台予備学校は、医学部コースがそろっています。
料金
浪人生の場合(国立コース)の学費
入学金・・10万円
授業料・・66万円
+季節講習
※オリジナル・カリキュラムコースは、+5万円ほどかかります。
代々木ゼミナールのデメリット
代々木ゼミナールのデメリットとしてあげられた口コミを、以下にいくつかご紹介します。
・有名さに胡坐をかいているだけで、ダメな先生も多い感じがする
・季節講習は、1科目いくらなので、すごく高い
・人数が少ない分、情報が不足している
代々木ゼミナールのメリット
次に、代々木ゼミナールのメリットとして寄せられた口コミをいくつかピックアップしてみます。
・講師陣の講義技術が高い
ベストセラーになる教材を出版している有名講師が教えてくれる
大学受験に特化した授業は、高校と全然違う
・目指す大学や学科別にカリキュラムを選択できるので、目標がはっきりしている場合は、選択しやすい
そうでない場合も、選択変更ができ、柔軟に対応してもらえる
・授業がない時も、自習室が自由に使えて、受験勉強に集中できる
・人数が少ないので、講師にも担任にも話しかけやすい
講師に、気軽に質問できる
どんな人に最適なサービスか
ある程度の基礎力があり、自主的にコツコツ独学できるタイプの人に向いています。
まとめ
代々木ゼミナールは、「講師の代ゼミ」と言われるほど、素晴らしい講師陣がそろった予備校です。
2015年に経営規模縮小になりましたが、その質は、今でも健在です。
また、オリジナル・カリキュラムコースが充実している点も特筆すべき点です。評判も上々です。
ぜひ、選択肢の1つに加えてみて下さい。
※代々木ゼミナール公式サイトはこちら
最近、塾型よりも質が高くなっている通信教材。
こちらもご検討されることをおすすめします!
人気各社の特徴・評判を下記の記事でご紹介しているので、こちらもご参考ください。