Z会Asteriaの特徴と評判|これからの時代に生きる無学年制カリキュラムのメリットとは?
数ある英語教材の中でも、Z会は有名で評判もかなりいいです。
今回ご紹介するZ会Asteriaの最大の特徴は、「無学年製カリキュラム」と呼ばれるものです。
数学と英語が用意されていて、学年に関係なく学習を進められます。
この記事では、
- Z会Asteriaの特徴
- メリット
- デメリット
- どんな人に向いているか
がわかる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
Z会Asteriaの特徴
Z会Asteriaの特徴についてご紹介します。
運営会社の特徴
まずは、運営会社であるZ会の特徴からご紹介します。
Z会とは?またその実績
Z会とは、通信添削からスタートした会社です。
その歴史は古く、85年以上の歴史があります。
通信教育の対象は、幼児・小学生・中学生・高校生・大学生・社会人と幅広いです。
中でも、大学受験科は、定評があり、多くの有名大学合格者を輩出しています。
Z会は、2017年度Z会会員合格実績として、東大合格者1100人、京大合格者924人と発表しています。
大学受験科の学習スタイル
大学受験科は、月2回の添削問題を提出し、添削済み答案の間違った部分の指導内容と、解答・解説編に目を通して理解していくのが基本スタイルです。
添削問題などの問題レベルは非常に高く、考えさせることに重点をおいているために、ある程度の学力や意志がない限り、続けることは困難です。
他の分野への進出
中学生・高校生の受験生に対し、河合塾と提携し、模擬試験を実施、学習参考書や資格試験の教材を出版などを行っています。
また学習塾・予備校の分野にも進出したりしています。
教材の規模
Z会は、2017年3月にZ会Asteriaを開始しました。
中学生・高校生、社会人までを対象にした、学年の垣根を超えた教材です。
実際には、受講生には中学1年生を中心に中学生が多くを占めていて、その人数を着実に伸ばしています。
実績
第14回日本e-Learning大賞(主催:一版社団法人e-Learning Initiative Japan)において、経済産業大臣賞を受賞しました。
日本の経済に関わる勉強ができる教材だと実証されたと言えます。
通常Z会、他社の通信教材と大きく違う点
Z会Asteriaは、これからの社会で必要とされる、英語力・数学力・課題解決力を斬新な講座体系で養うことを目的としています。
無学年制カリキュラムで、達成度にあわせて次々にすすめることができます。
添削問題も受け放題なのが魅力的です。
iPad一台で、学習すべてが完結するので、取り組みやすいと評判です。
Z会Asteriaの学習法には以下のような特徴があります。
- テクノロジーによる指導
- 人による指導
- テクノロジーを駆使した、人とのつながりよる学び
- 社会とのつながりを実感できる学習内容
- 新大学入試を見据えた実践的な講座設定
それぞれについて詳しく解説していきます。
テクノロジーによる指導
何をどれだけ学習すべきかは、一人一人違います。
最短の学習で最高の成果があげられるように、アダプティラーニングという考え方がとられています。
このアダプティラーニングとは、コンピューターが、今の自分に必要な問題を選んでくれるシステムのことです。
最新のコンピューター技術で、最も適した問題を出題してくれるので、効率よく勉強することができます。
人による指導
英語と数学の学習の節目には、「Brush Up」と呼ばれるZ会のプロによる添削が受けられます。
月々に決まった分量をこなしていくのではなく、学習の進捗に応じてどれだけでも提出ができ、添削指導が受けられます。
テクノロジーを駆使した「人とのつながりによる学び」
Z会Asteriaは、「英語4技能講座」「数学新系統講座」「総合探究講座」にわかれます。
それぞれの講座にわけてみてみましょう。
- 「英語4技能講座」・・日本人が弱い「話す」技能の強化が「オンラインスピーキング」でできます。
- 「数学新系統講座」・・学習を進めていく上での気づきを即座に記録し、Z会に提出することでアドバイスが受けられる「Discovery Note」というものがあります。
- 「総合探究講座」・・iPadを通じて受講生同士でオンラインディスカッションが行えます。これを、「協働学習」といいます。
社会との結びつきを実感できる学習内容
Z会Asteriaでは、社会変化や今後の入試改革を見越し、学習と社会の結びつきを重視しています。
視野が広がり、社会への理解を深めることで、学ぶことの意義を実感できます。
新大学入試を見据えた実践的な講座設計
2020年の入試改革で求められるのは、実社会での問題解決力です。
センター試験においては、知識量よりも思考力が重視される出題へと変わります。
個別試験では、論理的思考力・判断力・表現力を評価する高度な記述式試験が導入されることが予想されます。
受験のみならず、その先の本当の実力を備えるためにも、Z会Asteriaを活用する学びは有効だと言えます。
コース・料金体系、各講座の特徴
3つのコースの料金体系をご紹介します。
英語4技能講座(聴く、読む、書く、話す) |
5800円 |
数学新系統講座(代数、解析、幾何、統計) |
5800円 |
総合探究講座(協働学習、個人学習、探究学習) |
6800円 |
それぞれの講座について解説していきます。
英語4技能講座
入試にとどまらない、実用的な英語力をバランスよく身につけたい方におすすめです。
発音した内容が、音声認識エンジンで確認されて、発音を向上していくことができます。
また、外国人講師とのオンラインレッスンによって、さらに英会話力を高めていくことが可能です。
数学新系統講座
無学年の領域別学習で、効果的かつ一段高い数学力を得られます。
統計的な手法、データ分析の力を養うことが可能です。
一つのデータから、様々な答えを導き出す学習はこれまでになかったもので、非常に斬新な学習方法です。
総合探究講座
他者とコミュニケーションをはかり、協働して課題を解決していく力を養うことを目的としています。
様々な分野で活躍されている方のお話が聞けるのが非常に魅力的な講座です。
いつもの勉強に加えて、これからの時代に合った目を養うことが可能です。
サポート体制
Z会Asteriaを受講するには、一人に一台iPadが必要です。
そこで、iPadを持っていない方のために、Z会会員専用の販売サイトから特別価格で購入できる特典があります。
お得な12回払い分割金利0%ショッピングローンもあります。
Z会Asteriaのデメリット
Z会Asteriaの根底には、「無学年制カリキュラム」という考えがあるので、学校の学習に準拠しているわけでありません。
定期テスト対策という意味ではあまり役に立たないかもしれません。
Z会Asteriaの最大のメリット
Z会Asteriaの最大のメリットは、自分のペースでどんどん学習が進められる点です。
受講者から、
「好きな時間にでき、一か月に受けることが可能な量が制限されていない点が良いです。」
「できるのであれば、上の学年のレベルの問題や、映像授業が受けられるようになっている点が良いです。」
という声が寄せられています。
先に挙げたアダプティラーニングも好評です。
「コンピューターが苦手なところを判断してくれるのが良いです。」
「同じ問題を何回もやるんじゃなくって、間違えたところの周辺の問題をいろいろ出してくれます。」
という声もあります。
どんな人に最適なサービスか
Z会Asteriaは、学年や固定のカリキュラムの枠にとらわれることなく、自分のペースで英語や数学の力を伸ばしたい方に最適です。
教科学習だけでなく、世の中の色々なことに興味があり、知らないことを知りたい、あるいは推薦・AO入試でこれから増えていく可能性がある面接や議論形式に向けて対策をしたい方には、「総合探究講座」が適しています。
まとめ
Z会Asteriaの最大の特徴は、「無学年制カリキュラム」です。
その自分のペースでどんどん学習が進められる形式は、非常に画期的なもので、注目を集めています。
また、暗記に頼らない本当の意味で使える英語力、数学力、問題解決力を身につけられるように学習内容が工夫されている点も、特筆すべき点です。
まさに、今の時代に必要とされる力を養うことが可能です。
まだ、年数が浅い教材ですが、今後ますます注目されることは間違いないと思います。
無料体験も出来るのでぜひ一度試してみてはいかがでしょうか