「ベルリッツ（Berlitz）」で英会話はできるようになる？大手スクールとの違い、デメリットを徹底比較

「英語が話せるようになりたい！」「かっこよく外国人の人と会話している自分に憧れる」。２０１７年の外国人観光客は２８００万人を超えました。観光地では多くの外国人を見かけ、今や街を歩いているのは普通になってきています。

そんなグローバル社会が進み始め、英語への意識が高まる昨今。英語や英会話を勉強してみたいけど、何から始めていいかわからない。そんな人も多くいるのではないでしょうか。家の近くの英会話学校だけでもたくさんあり、どのように違うのか、どこに通ったらいいのか迷ってしまいますよね。

そんな皆さんのために今回は「ベルリッツ（Berlitz）」での英会話学習についてご紹介します。ベルリッツが実際どういうものなのか、他の大手有名英会話学校と違いはあるのか。そんな皆さんの疑問にお答えします。

ベルリッツ（Berlitz）の特徴

運営会社の特徴・実績・規模

ベルリッツ・ジャパン株式会社はベネッセグループが運営する英会話学校です。１８７８年にアメリカで生まれ、創業１４０年を迎えた老舗です。ビジネス英会話を最も得意とし、会社で英語が必要になった人やキャリアアップを目指す人が多く利用しています。

教室数の規模

ベルリッツの教室展開は以下の通りになっています。

・教室数

合計の教室数を他社と比較してみましょう。

こうしてみるとベルリッツの教室数はかなり少ないということが分かります。教室の分布をみると、関東でも東京に集中しています。特に、新宿、渋谷、品川、東京、立川などのターミナル駅や赤坂、六本木、大門などオフィス街を中心に展開しています。

自分の家のすぐ近くにあるというわけではなく、仕事帰りに通うビジネスマンをターゲットにしていることがわかります。

他社よりすぐれている点

利用者の目的に応じた完全カスタマイズレッスン

ベルリッツ（Berlitz）のイチオシの点は、学習者がどのような目的で英語を学習したいと思っているかという一人ひとりのニーズに応じて学習内容を完全にカスタマイズしてくれることです。同じビジネス英語でも会話とプレゼンでは必要な英語は微妙に違います。

また、学習者が正しい英語を使えていない時は修正もしてくれますので、適切な英語を学習していくことが出来ます。

様々なシーンに特化したレッスンで無駄がない

ベルリッツ（Berlitz）のいいところの２つ目は、目的に応じた場面を設定し、より実践的に練習が出来ることです。ビジネス英語であれば商談の場面、海外旅行英語であればホテルや空港での場面などです。

コース・料金体系

ベルリッツ（Berlitz）の料金体系は以下の通りです。

１回のレッスンは４０分となっています。これだけでは分かりづらいので、他社と比較してみたいと思います。

イーオンやＥＣＣの料金はビジネスマンツーマンコースのものです。両者ともグループ学習コースがメインの英会話学校なので、マンツーマンコースはやや割高になっていると言えます。一方もともとマンツーマンまたは少人数指導のベルリッツは他社と比べるとリーズナブルな料金と言えそうです。

各受講コースの特徴

各コースではベルリッツ（Berlitz）の優れている点である「カスタマイズレッスン」を受けることが出来ます。

カスタマイズレッスンの特長

日本人カウンセラーと直接相談しながら作る学習プラン

日本人カウンセラーが仕事の内容に適した学習プランを設計してくれます。内容や学習計画まで一人一人に完全にカスタマイズされます。

ネイティブ教師と目的に応じたレッスン

学習計画に沿って担当のネイティブ教師がその日その日の目標に向けて授業を組み立てていきます。

さらにネイティブ教師が仕事相手を演じながら授業を進めます。そうすることでより実践的な、すぐに役立つ英語を身につけることが出来ます。

それでは各コースの特徴を説明します。

仕事・ビジネス向けコース

電話対応、メール、ＴＶ会議、プレゼン、交渉などビジネスの現場で必要とされる英語コミュニケーションをトレーニングします。学習者の仕事内容や目的に合わせてカスタマイズ出来たり、間違いやカタカナ英語をビジネスに不適切な英語を修正してくれたりします。ベルリッツ看板コースの１つです。

旅行などプライベートで英語を使うコース

初めての海外旅行が不安な人や社交の場や雑談でのコミュニケーションを円滑に図りたいという学習者のために用意されたプランです。自己紹介、食事の注文、買い物、空港での手続き、ホテルの受付、道順など具体的な場面を設定し、より実践的な使える英語を身につけていきます。

学生子ども向けコース

・子ども向けコース

最大３名の少人数制グループで実施されます。小学生までのコースではオールイングリッシュで英語脳を育てつつ、レベルに応じたレッスンを受講できます。初めての人には歌やダンスで飽きない授業を展開し、楽しく英語が学べるような授業が用意されます。経験者や上級者には会話中心としながらも何と文法の授業で読み書きも学習していきます。

中学生・高校生向けコース

授業・受験対策コース、留学やホームステイの準備のためコース、海外大学進学や帰国子女向けの学習者のためのハイレベルなコースの３つが用意されています。

留学やホームステイの準備のためコース授業・受験対策コースではオールイングリッシュで授業が展開され、単語だけで返答してしまいがちな英会話をフルセンテンスで、さらに理由まで答えられるようにトレーニングするコースです。

留学やホームステイの準備のためコースは留学先でのシチュエーションを想定した授業が組まれます。入国審査や家族について話す場面、明日の予定を確認するなど実践的な練習をしていきます。

大学生・大学院生向けコース

留学準備コース、ＴＯＥＦＬやＴＯＥＩＣ、ＩＥＬＴＳなどの資格試験コース、就職や就活に向けた英会話強化コース、国際学会での研究や論文対策コースが用意されています。ビジネスコースと同様に学習者に完全にカスタマイズされ、目的にあった学習が進められます。

ベルリッツ（Berlitz）受講サポートシステム

自由に選べるレッスン時間

平日の朝８：３０から夜２１：３０まで授業を受ける時間を自由に選ぶことが出来ます。

複数教室での受講も無料

教室も自由に選択することが出来ます。平日は会社近くの教室で、休日は自宅近くの教室でなど自由に選ぶことが出来ます。

マンツーマン、少人数を選べる

マンツーマンでみっちりやりたい、少人数制で他の人と関わりながらやりたいという希望に応じて選ぶことが出来ます。

急な仕事が入っても大丈夫

マンツーマンの場合は、急な予定が入っても柔軟に振替ることが可能です。

ベルリッツ（Berlitz）のデメリット

デメリットとしては教室数が少ないということでしょう。都心に多いとは言え、その数には限りがありますし、例えば埼玉県には大宮しか教室がありません。都内のしかも２３区に近い勤務先、居住の学習者以外には通いづらさが否めません。

どんな人がベルリッツ（Berlitz）のメリットを生かせるか

利用者の多くはビジネス英語目的、そして初心者・初級者からのスタートです。目的に応じた完全カスタマイズレッスンはかなり好評のようです。教室が勤務先の近くや自宅からも通いやすい場所にあり、ビジネスでより実践的な英語を求められる人には良いサービスだと思います。

いかがでしたか。ベルリッツ（Berlitz）での英語学習の特徴が理解いただけたでしょうか。色んな英会話学校の特徴を理解し、自分に合った学校を探して、英語力を身につけて下さい。

ベルリッツ　公式サイト

英会話教材や英会話スクールは比較して選ぶべし！

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