駿台予備学校って実際どうなの？評判・特徴、大手予備校との違いを比較！

駿台予備学校といえば、東大合格者数No.１を誇る、名門予備校です。

今回は、駿台予備学校の特徴を徹底的に解説します。

駿台予備学校とあわせて「三大予備校」と言われる、河合塾、代ゼミと比較しながらその特徴を掘り下げます！

駿台予備学校に興味がある方、他の予備校と迷っている方、ぜひ参考にしてみて下さい！！

 

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駿台予備学校について

駿台予備学校は、２０１８年に、創立１００周年を迎えました。創立者は、山﨑寿春です。

キャッチコピーは、「第一志望は、ゆずれない。」です。

 

他社と大きく違う点

駿台予備学校独自の特徴を、項目で分けながらご紹介します。

 

合格実績

２０１８年の合格実績をご紹介します。

・東京大学　１３７３名

・京都大学　１４７３名

・大阪大学　１０５３名

・一橋大学　３４４名

東京大学の合格者は、No.１です。

 

私立大学にも強いのが特徴です。

・早稲田大学　４０２８名

・慶応義塾大学　３０１９名

・上智大学　１１０２名

・青山学院大学　１０４３名

と、素晴らしい実績を持っています。

 

駿台全国模試

駿台予備学校の模試は、難しいので有名です。

受験生に、東大や京大、そのほか医学部といった超難関大学の志望者が多いためです。

受験生の層に合わせて、難しく作られています。

よって、駿台全国模試は、東大、京大、早稲田大学、慶應大学など難関大学を受験する生徒にとっては腕試しに最適です。

評判も上々です。

 

講師の質

駿台予備学校の講師は、非常に質が良いです。

中には、参考書を出している講師もいます。

個性的な人気講師が多く在籍しています。

 

志望校に応じた細かいクラス分け

受験生の志望校に応じて、数えきれないほど細かくクラスが分かれています。

トップを狙いたい受験生に向けた「スーパー理系コース」「スーパー文系コース」も東大、京大と分かれています。

もちろん、トップ２校のみならず、難関国立大学を専門としたコースもあります。

私立大学にも対応しています。「スーパー早慶大コース」をはじめ、難易度に応じたコースの準備があります。

さらに、「ハイレベル私立大薬農獣医系」や「ハイレベル私立大医療保険看護系」など医大向けコースも充実しています。

このように、多様な志望者のニーズに応えたコースの用意があります。

 

e-ラーニングシステム「SUNDAI PLATON」

SUNDAI PLATONを利用すれば、ちょっとしたスキマ時間を利用しながら自分のペースで学習を進めることができます。

また、毎週１回配信される入試レベルの問題演習を学習のペースメーカーに、苦手分野の克服もピンポイントで同時に進められます。

その上、各英語４技能資格・検定試験の特徴を把握し、その対策法まで学習できます。授業との相乗効果で、「使える英語力」を養成します。

 

テキスト

駿台予備学校で使用されているテキストは、最新の研究をもとに、独自に作成されたものです。

授業、テキストを徹底的にやり込めば、底力がつくように構成されています。

例えば、駿台の数学のテキストは、前期が基礎、後期は応用、実践問題中心となります。

後期でつまずいた場合、前期のどの問題と関連した問題かが記載されているので便利です。

模試も講師が作成しているので、授業・テキストとあわせて体系的に学習を進めることができます。

 

質問（TA制度）

事前に予約しておけば、授業を担当している講師から直接個別指導が受けられます。

１回３０分程度時間が取れるので、まとめて質問をしたい時、時間がかかる質問をしたい時に便利です。

 

他の予備校（河合塾・代ゼミ）との違い

駿台予備学校は、教育業界において、河合塾・代ゼミと並んで、三大予備学校または３Yと称されることが多いです。

共通点は、

・歴史ある予備校であること

・学校法人であること（そのため、学割が使えます）

などです。

次に、それぞれの主だった特徴についてあげてみます。

駿台予備学校

・理系・医系が強いと言われている

・どちらかというと中堅から超難関大志望の層が多い

・全国模試は、他社の全国模試よりも難易度が高く、成績上位層が多い

河合塾

・文系が強いと言われている

・成績下位層から東大などの超難関まで、生徒の層が幅広い

・全国模試の全統模試は、全国屈指の母集団で、早慶オープンや医進模試など模試のラインナップも豊富

代ゼミ

２０１５年、経営規模縮小により、今では全国７校舎になり、全国模試、センターリサーチが廃止されてしまいました。

 

以下に、それぞれの違いについて詳しくご説明します。

 

模試

駿台予備校も、河合塾も、全国模試を持ち、高校にも入試情報を提供する受験産業の中核を担っています。

代ゼミは、経営縮小のため、全国模試を廃止してしまいました。これは、大きな痛手です。

 

授業時間

河合塾、代ゼミが９０分！駿台予備学校は、５０分！！

５０分という特性を活かし、科目ごとに分野・テーマ別に授業・テキストを細分化させ、十分な時間をかけて理解を深めることができます。

ただ、授業時間が短いため、授業時間数は増えます。そのため、予習が大変です。

 

授業

駿台予備学校も、河合塾も大学教授やその道のプロの方々による、ライブ授業が売りです。

テクニックではなく、学問の本質、理論をしっかり教えてくれます。それにより、受験に本当に対応する力がつきます。

代ゼミは、駿台予備学校や河合塾に比べると、映像授業の割合が多いです。

全国どこの校舎にいても同じ先生の授業が受けられるのはメリットです。しかしながら、授業後すぐその先生に質問することができません。

 

コース

駿台予備校の場合、医学部医学科の特別指導コースが、ほとんどの校舎に設置されています。

河合塾の特色は、難易度的に比較的低い大学志望のコースが、ほとんどの校舎にある点です。

代ゼミには、科目ごとに自分のレベルに合う講義を受講できるコースがあります。他の２校に比べて、コースの種類が少ないのが難点です。

 

授業料

授業料は、代ゼミが一番安いです。

入会金は、駿台予備学校、河合塾と同様１０万円ですが、授業料は大体６６万～７０万円ほどです。

 

料金体系

標準的なコースで、約７０～９０万円（入学金込み）

※・説明会に参加すると入学金が１０万円→５万円に！

　・家族、親類に駿台予備学校OBがいれば、１万５千円の減額になる！

　・その他、成績優秀者対象に学費の減額、免除あり！

　・駿台予備学校が主催する模試の受験料も含まれる

 

 

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駿台予備学校のデメリット

まず、料金が高いことがあげられます。特に、季節講習が別料金なので、予定より多くかかってしまったという声があります。

さらに、授業スタイルに不満の声も聞かれます。授業は、２０～３０人の学校の授業のような形式で行われます。

集団の授業では、どうしても生徒全員が満足いく結果が得られません。

中には、「置いてけぼり」になってしまう生徒も出てきてしまいます。

そうならないためにも、「予習→授業→復習」のサイクルをきっちり自分でやりこなすことが必要です。

 

駿台予備学校のメリット

まず、教材の質が高い点があげられます。教材は、最新の研究をもとに、独自に作成されたものです。

また、講師の質が高い点もメリットの１つです。その道の専門家がそろっています。

設備も充実しています。医学部のオプションコースが充実している点を、メリットとしてあげている声もあります。

 

どんな人に最適なサービスか

・どちらかというと理系・医系の大学を目指している方

・基礎学力がある程度ついている方

・自己管理がきちんとできる方

に向いています。

 

まとめ

駿台予備学校には、東大合格者数No.１の実績があります。その裏には、優れたテキストや講師の存在があります。

だからといって、駿台予備学校に行きさえすれば、東大に入れるのかといえば、当然それほど甘い問題ではありません。

学校と同じようなスタイルでの授業のため、置いてけぼりにならないように、予習・復習は欠かせません。これをやっていることが前提で、カリキュラムが日々進行していきます。

「第一志望は、ゆずれない。」のであれば、食らいついていく覚悟で、駿台予備学校の門を叩いてみて下さい。

 

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