朝日学生新聞って?他の新聞と比較し、その特徴とメリットデメリットについてご説明します。
朝日学生新聞社が発行している新聞は、朝日小学生新聞と、朝日中高生新聞です。
他の小学生新聞、中高生新聞とどのような違いがあるのでしょう。
朝日小学生新聞と、朝日中学生新聞の特徴を押さえたうえで、その違いについてご説明します。
メリット・デメリットにも言及しますので、お子さまの新聞選びの参考になさってください。
Contents
朝日学生新聞社について
朝日学生新聞社は、日本の新聞社であり、朝日新聞の子会社にあたります。
会社名は、株式会社朝日学生新聞社で、設立は1967年5月12日です。
主な業務は、子供向けの新聞(朝日小学生新聞、朝日中高生新聞)の発行と書籍の出版です。
また、小学生高学年向けの児童文学小説を対象とした、朝日学生新聞社児童文学賞を主催しています。
朝日学生新聞独自の特徴
朝日学生新聞には、朝日小学生新聞と、朝日中高生新聞があります。それぞれの特徴について、以下にご説明します。
朝日小学生新聞
まず、小学生向けの朝日小学生新聞から、ご説明します。
ポイント1:毎日届く!
朝日小学生新聞は、毎日届くので、こどもが毎日活字に触れる環境を作ることができます。
毎日の読む習慣が、学力アップにつながります。
まずは興味のある部分から読むことで、思考力や表現力が身につきます。
ポイント2:時事ニュースに強い
日刊なので、気になる時事ニュースもすぐ紙面に登場します。
難しい言葉の解説もあるので、理解度がアップします。ニュースへの興味関心が高まること、間違いなしです。
中学受験にも大いに役立ちます。
朝日小学生新聞は、時事ニュースに強く、わかりやすい解説つきなので、新聞がまるごと受験勉強の教材として使えます。
中学入試において、過去に朝日小学生新聞の記事をもとに出題した学校もありました。
時事問題の出題傾向の分析はもちろん、難関校に合格した元読者に聞く新聞の活用法なども記事にして、好評を得いています。
ポイント3:漢字にはふりがながついている
ふりがなつきなので、低学年でも大丈夫!ふりがなつきで自分の力でどんどん読めるので、自分で読める楽しさを実感することができます。
習っていない漢字も、いつの間にか覚えてしまいます。
ポイント4:バラエティー豊かな紙面
学習漫画やイラスト中心のコーナー、学習問題などもあります。時事ニュースや理科、英語まで、学年に応じて楽しめます。
ポイント5:親子で楽しめます
大人が読んでも読みやすいため、読者のお母さんの8割以上がお子さんと一緒に愛読しています。
新聞を通して、家族のコミュニケーションが活発になります。
ポイント6:天声人語のこども版「天声こども語」
「作文力」をつけるための題材として、学校や塾でも使われる天声人語の小学生版です。
読むことで、「読解力」も養われます。
朝日中高生新聞
次に、中高生向けの朝日中高生新聞の特徴について、ご説明します。
ポイント1:ニュースがわかる!
中高生によくわかるよう、ニュースを解説します。
テレビや大人の新聞ではよくわからなかったところも、わかりやすくしっかり理解できるよう工夫されています。
これなら、部活や習い事、趣味で忙しい中高生も、本より気軽に読むことができ、言葉の力を身につけながらニュースを理解することが可能です。
ポイント2:定期テストや自主学習に
新聞を切り抜いて、定期テストの勉強や自主学習に活用できます。
学校では、社会科の定期テストのみならず、200字作文(ポイント3参照)、スピーチなど自分の考えをまとめる学習の題材に、新聞が使われています。
ポイント3:「天声人語で200字作文」で読解力アップ!
天声人語を読み、200字の作文に挑戦するコーナーが人気です。
200字作文は、高校入試でよく出題されます。
800字など、長い文章を書く練習にもなるので、大学入試の小論文対策としてもおススメです。
ポイント4:学習コーナーもいろいろ
先輩読者のアドバイスや検定試験対策、学習問題のページの用意もあります。
机に向かわず、気軽に勉強に取り組めます。
ポイント5:投稿コーナーが充実
友達や親には話しずらい中高生ならではの悩みを、だれしも皆持っています。紙面で、全国の仲間が相談にのります。
ポイント6:キャリア教育も
様々な職業を取り上げ、詳しく解説します。将来の仕事を、夢から現実の進路へ近づけます。
ポイント7:2020年度の大学入試対策に対応
2020年度以降の大学入試では、思考力、判断力、表現力をはかるために記述式問題が出題されます。
活字を読むことで、考える力、書く力を伸ばします。
他の学生新聞との違い
小学生新聞、中高生新聞、それぞれ比較してご説明します。
小学生新聞
小学生新聞には、主に朝日小学生新聞、毎日小学生新聞、読売KODOMO新聞の三種類があります。
以下にご説明します。
朝日小学生新聞
発行間隔 | 毎日発行 |
月ぎめ価格 | 1,769円 |
ページ数 | 8ページ |
日刊なので、時事ニュースに強く、難しい言葉には解説がついているので、子どもでも理解を深めることが可能です。受験の時事問題の対策に定評があります。ニュースだけでなく、イラストコーナーや学習漫画など、バラエティ豊かな構成になっているので、飽きずに楽しめます。
毎日小学生新聞
発行間隔 | 毎日発行 |
月ぎめ価格 | 1,430円 |
ページ数 | 8ページ(土日12ページ) |
ニュースに加えて、文化・生活面が充実しています。子どもの喜ぶような問題と、時事問題が、バランスよく載っています。
読売KODOMO新聞
発行間隔 | 木曜発行 |
月ぎめ価格 | 550円 |
ページ数 | 20ページ |
ニュースは最低限おさえた上で、エンタメ要素が大きいです。インパクト大の紙面ビジュアルに、子どもも釘付け間違いなしです。
中高生新聞
中高生新聞には、主に、朝日中高生新聞、読売中高生新聞の二種類があります。
これらについても、以下に表にしてご説明します。
朝日中高生新聞
発行間隔 | 日曜発行 |
月ぎめ価格 | 967円 |
ページ数 | 20~24ページ |
ニュースは、中高生にわかりやすい視点でしっかりと解説。時事問題への理解が深まります。学習コーナーも充実しているので、自主学習にもGood!新聞を切り抜いたら、定期テスト対策にも活用できます。
読売中高生新聞
発行間隔 | 金曜発行 |
月ぎめ価格 | 780円 |
ページ数 | 24ページ |
ニュースはもちろん、中高生の好奇心を満たしてくれる多彩なコンテンツが魅力です。イラストや写真も豊富なので、活字が苦手な子どもでも楽しく読める紙面になっています。
サポート体制
朝日小学生新聞は3日間分、朝日中高生新聞は1週間分のサンプルを無料でお届けするサービスを実施中です。
朝日学生新聞のデメリット
朝日小学生新聞、朝日中高生新聞それぞれのデメリットについて、挙げてみます。
朝日小学生新聞
広告に割かれているスペースが広すぎる。
朝日中高生新聞
読売中高生新聞と比較すると、若干高い。
朝日学生新聞のメリット
次に、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞のメリットについて挙げてみます。
朝日小学生新聞
・大人の新聞サイズと同じサイズなので、子どもが新聞を読んでいる気分になる。また、ふりがな付きなので、低学年でも自分で読めるのが良い。
・政治、経済、社会の時事ニュースの用語の解説が、非常にわかりやすい。高学年で、特に役立つ。
・受験情報が、豊富。
朝日中高生新聞
・200字の作文を練習するコーナーとして設けられている「天声人語で200字作文」が人気。作文、小論文対策、また使い方次第では新テスト対策として使える。
・英検コーナーでは、英検3級、準2級対策が可能。
どんな人に最適なサービスか
どんな人に最適なサービスか、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞、それぞれご紹介します。
朝日小学生新聞
・毎日活字に触れていたい人
・気になる時事ニュースをすぐ新聞で読み、理解を深めたい人
・中学受験対策に使いたい人
など
朝日中高生新聞
・小論文・作文対策をしたい人
・時事ニュースに詳しくなりたい人
・知識・教養を身につけたい人
・英検の勉強をしたい人
など
まとめ
朝日学生新聞の大きな特徴は、やはりニュースに強い点です。
そして、朝日学生新聞の最大の売りは、作文の練習に使われる「天声人語」のコーナーです。
将来に役立つこと、間違いなしです。
興味を持たれた方は、ぜひサンプルを読んでみて下さい。