みすず学苑とはどんな予備校?特徴、メリット・デメリットなどを解説します!
派手な広告や、CMで有名な「みすず学苑」。
実際は、どんな予備校なのでしょうか。
その特徴、他の予備校との違い、メリット・デメリットに迫ります。
Contents
みすず学苑について
みすず学苑は、首都圏に8校舎を展開する大学受験予備校です。
運営会社は、東京都杉並区の株式会社ミスズです。
1978年、杉並区西荻窪の駅前に、大学受験塾として設立されました。旧名称は、三十鈴学苑。
キャッチコピーは、「怒濤の英語と個人指導」、「怒濤の英語力」です。
みすず学苑独自の特徴
みすず学苑の独自の特徴について、ご説明します。
怒濤の英語力
難関校を突破する「怒濤の英語力」は、みすず学苑の代名詞です。
単語・熟語・構文の暗記から長文読解の極意まで、無駄なく合理的に身につくノウハウが目白押しです。
1クラス平均20名
先生が生徒に話しかけ、理解したかを確かめながら授業を進めます。
生徒一人ひとりの顔と名前、性格を覚えて、学力を把握しながらきめ細かく指導します。
それが可能なように、本当の少人数教育の規模にしてあります。
みすず学苑の授業は、生徒と講師の距離感がありません。
先生は次々と生徒を指名し質問し、生徒はわからないところをどんどん質問します。
まさに、ライブ感覚ともいえる熱気にあふれています。
みすず学苑では、授業ごとに生徒全員の名前を呼び、出席をとり、遅刻・欠席をチェックします。
欠席生徒については、保護者の携帯メールに連絡して、フォローします。生徒全員に責任を持って、最後まで面倒を見ます。
難関校合格主義
「一生に一度ぐらい、死ぬほど勉強をしたという経験があっていい。偏差値20点以内なら、奇跡は起こりうる。早稲田、慶應、東大も、1%の可能性があるのなら、狙おうではないか」がモットーの、難関校合格主義を貫いています。
授業と自宅学習を合理的に連動させる自慢のパーソナル・バックアップシステムにより、基礎からやり直した受験生も、難関大学に続々と合格しています。
偏差値40~50からの、早稲田・慶應など難関大への合格者が多いのも、みすず学苑の特徴と言えます。
学力別クラス編成
みすず学苑では、科目ごとに学力別クラス編成を行っています。
ひとり一人が、レベルやニーズに合った授業を受けられるので、授業についていけないという悩みはありません。
科目ごとに最適なレベルの授業を受けることで、短期間で飛躍的に成績がUPします。
苦手科目は、しっかり基礎から学んで克服することができます。
一方、得意科目はぐんぐん伸ばしていけます。
個人のレベルアップが見込めると同時に、クラスごとの学習レベルも統一されるため、密度の濃い授業が可能となります。
クラスは、年に4回季節ごとに実施されるテストの結果により編成されます。
このチャンスに「上のクラスに上がりたい」というモチベーションを持つことで、不得意科目への取り組みが真剣になります。
カレッジタイムシステム
「少人数制」を行う場として、週に一度、個別に学習指導する「カレッジタイム」を設けています。
「カレッジタイムシステム」では、まず一週間の授業が本当に身についているかをチェック!毎日の勉強が順調に進んでいるかを確認します。
そして遅れのある科目や弱点の目立つ部分は、志望校や学力に合わせた家庭学習用の個別課題を設定します。
各教科の講師と、スーパーバイザーが情報を共有し、ひとり一人の生徒に最もふさわしい学力アップ方法を提案。
だからこそ、迷うことなく、つねに最高のプランで勉強を続けることが可能です。
スーパーバイザーは、経験豊富な講師がつとめます。
授業を教えている講師が直接アドバイスし、進路指導をするのが、みすず学苑流です。
他塾にありがちな、「講師は教えるだけ、学習アドバイザーは模試の結果をもとにアドバイスするだけ」という無責任体制ではありません。
スーパーバイザーは、豊富な経験から、その生徒にふさわしい情報を選び、学習面・メンタル面ともにベストなアドバイスを行います。
いわば、受験生のコンサルタントであり、カウンセラーでもあります。
このひとり一人に時間と心をふんだんに使う個人指導によって、落ちこぼれを一人も出しません。
他の予備校との違い
他の予備校との違いについてご説明します。
1クラス平均20名の徹底少人数教育
みすず学苑の最大の特徴は、「1クラス平均20名の徹底少人数教育」です。
教師が生徒それぞれの名前も性格も覚え、わかるまで親身に対応できる、やる気と集中力に満ちた環境は、みすず学苑ならではです。
「怒濤の英語と個人指導」「怒濤の英語力」
キャッチコピーが、「怒濤の英語と個人指導」「怒濤の英語力」というだけあって、大学受験の総合予備校としてはまれな、英語教育に重点をおいている点も、特筆すべき点です。
英単語、熟語、英語構文など、入試に必須の暗記項目が身についているかどうか、テストでチェックし、合格できなければ合格するまで追試を受けなければならない、コマンドテストが有名です。
また、「怒濤の英単語・英熟語」などのテキストを使い、マンツーマンの一問一答でテストしてもらう、「マンツーマン・口頭暗記テスト」も人気です。
サポート体制
・体験指導実施中
・お友だち(兄弟姉妹)と一緒に入学手続きをする場合、2人の入学金が免除になる。
みすず学苑のデメリット
みすず学苑のデメリットについて、口コミを参考に、以下にご紹介します。
・イベント回数が多く、内容も独特なので、好き嫌いがある。
・校舎が古い。狭い。休憩スペースもない。
・「英語のみすず」なので、他の教科より英語に重きを置いている。
・宿題の量が多い。
・土曜日・日曜日にも利用できる自習室があるにはあるが、仕切りがないため、気が散りやすい。
・講師が途中で入れ替わることがある。
・勧誘がしつこい。
・講師の当たりはずれが激しい。
みすず学苑のメリット
学力にあまり自信がない人でも、みすず学苑なら安心です。
科目ごとに学力別クラスで受講できるので、苦手な科目は、基礎から始められます。
また、みすず学苑の最大のメリットは、クラスが少人数であることです。
講師がひとり一人の学力を把握しつつ、授業を進めていくので、基礎からのスタートでも、安心して受講できます。
それでも不安な場合は、オプションで個別指導をプラスして、苦手科目を重点強化することも可能です。
上記以外のみすず学苑のメリットについて、口コミよりピックアップし、箇条書きでご紹介します。
・子供が授業を欠席した場合、保護者の携帯電話にメールで連絡してくれる。
・学生アルバイトでなく、プロの先生がみてくれる。
・アットホームで塾にいて、居心地がいい。
・非常に熱心な先生が多い。
・英語の成績UPに重点を置いているため、英語の授業はハイレベルで、結果を出している生徒が多い。
・先生との距離が近い。
・授業外でも、快く質問に答えてくれる。
・スタッフの方々も、毎日快く挨拶をしてくれる。
どんな人に最適なサービスか
・私立文系志望の人
・周囲を意識して、競争心を持って取り組める人
・塾の宿題を必ずこなし、わからないことは聞くことのできる人
・英語に力をいれたいと思っている人
まとめ
広告・CMは派手なみすず学苑ですが、中身はいたって真面目です。
キャッチコピーである「怒濤の英語」を実践し、英語には特に力を入れています。
また、クラスを学力別にわけ、平均20名の少人数制を徹底することで、個人を大切にしています。
大人数の大手予備校より、アットホームな雰囲気の予備校をお探しの方は、ぜひ体験指導を受けてみてください。
※みすず学苑公式サイトはこちら
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