知らないと危険なチャレンジタッチの8つのリスク|タブレット教材を正しく使って成績を上げるために。
チャレンジタッチとは、進研ゼミ小学講座で選べる「タブレット教材中心の学習コース」です。
ご存じの方も多いかと思いますが、進研ゼミ小学講座には、下記の2つのコースがあります。
- チャレンジ(紙教材中心の学習)
- チャレンジタッチ(タブレット教材中心の学習。紙教材もあり)
チャレンジタッチの評判が良い部分は別記事で解説しているので、この記事では評判・口コミの中でも多く出てくる、チャレンジタッチに対する不満な点にスポットを当てて解説していきます。
進研ゼミ小学講座の紙教材と迷っている方や、タブレット型学習に興味があるけれどきちんと勉強するのか心配だという方は参考にしてみてください(^^)
↓↓進研ゼミ小学講座の「チャレンジタッチ」の良い点はこちらの記事を参考にしてみてください(^^)↓↓
【小学講座…以外を検討している方へ】 小学講座ではなく、 の進研ゼミのタブレット学習の評判・特徴ついて知りたい方は、上記リンクをクリックすると、各講座について解説している記事にジャンプできます。 |
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下記の記事で、最新のキャンペーン情報について詳しく解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
上記の小学講座の記事では、「小学2年生〜小学6年生」が対象のキャンペーンを紹介しています。
新小学1年生の場合には、下記の記事を参考にしてくださいね。
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実際の教材の内容やテキストの分量などは、進研ゼミが無料で配布しているパンフレットで確認できます。
ネットではわからないチャレンジタッチ、紙教材の細かい学習の流れなどを把握することができるので、迷っている方は資料を確認して判断することをおすすめします。
資料請求は無料なので、公式サイトから請求してみてくださいね!
Contents
チャレンジタッチを使う時のリスク
ではチャレンジタッチの弱点といわれている部分についてみていきましょう!
ボリュームが少なめ
チャレンジタッチは毎日の学習を想定して作られています。
小学1~2年生の、一日の学習量のおすすめは1教科(1レッスン)当たり約5分ほど。
国語と算数の2教科(2レッスン)なので一日の学習時間の目安は10分です。
小学5~6年生になると、一日の学習量のおすすめは1教科(1レッスン)当たり約7分ほど。
国語・算数・理科・社会・英語の5教科なので約35分というのがチャレンジタッチのおおよその学習時間という事になります。
とはいえこの数字はチャレンジタッチを配信している進研ゼミが提示している目安の時間です。
苦手科目だったり、理解するのに特別苦戦しなければ、小学1~2年生の場合10分かからないことの方が多いです。
もちろん学年が上がれば、難しくなるので時間がかかりがちになります。
ですが5~6年生でも5教科で早ければ30分、遅くても1時間強くらいがチャレンジタッチでの学習時間になることが多いです。
進研ゼミでは新学習指導要領に早めから対応するために、2018年度から
- 小学1~6年生には英語教材
- 小学4~6年生にはプログラミングの教材
が追加されました。
(※2024年現在、小学1~6年生までの全学年にプログラミング教材が提供されています)
また、テスト形式の問題集(小1~小6)や学校では習っていない先の学習をできるアプリが追加されたので、2018年度からテキストのボリュームが増えました。
追加受講費は0円なので、ありがたいですね。
使える教材が増えたので、余力のある生徒さんにとっても満足度が高い教材に進化しているといえます。
進研ゼミのチャレンジタッチは学校の学習と合わせて行う事が想定されているので、これくらいのボリュームに設定されています。ボリュームに関しては意見が分かれるところです。学校の授業の理解を深めたり、予習・復習目的、テスト勉強用などでチャレンジタッチを使っているご家庭にとっては適度なボリュームです。
とはいえ、1教科分くらいなら何時間かはまってやれば2か月分の学習内容を1日で終わらせることも出来てしまいます。
【要注意!】選択問題なので当てずっぽで回答できてしまう
チャレンジタッチだけでなく、タブレットやWEBで配信するタイプの教材はどうしても、回答を選択肢の中から選んで答えることが多くなります。勉強のやる気がなければあてずっぽで答えを選んで先に進むことが出来てしまいます。
また最も危険なのが、選択肢や回答の数字だけを覚えて答えるケースです。「これを選ばないと先に進めないから」と全く理解していないまま、先に進むためだけに答えを覚えてしまうパターンが良くあります。
チャレンジタッチは、問題を間違えると丁寧な解説をしてくれるのですが、子供の心理としてどんどん先に進みたいという気持ちがあります。
間違えた後の解説は耳に入らず、次へ進むことばかりに気を取られてしまうので、実際にはほとんど理解せずにその日の学習を終えてしまうという危険性があります。
例えば…
このように解説を読まなくても次に進めてしまうので、とりあえず「次へボタン」を連打しながら勉強を終えたことにできてしまいます。
その日のチャレンジタッチの学習の成績が100点でも、本当に理解しながら進んでいるかを最終的に親がチェックする必要があります。
しかし、チャレンジタッチでは2018年度から「新・とき直しシステム」という新機能が追加されています。
今では間違えた問題を1問1問しっかり解き直ししないと次の問題に進めないので、当てずっぽで回答して次の問題に進んだり、間違った問題をそのままにする心配はなくなったといえます。
また、選択肢の並び順がシャッフルされる機能が追加されたので、回答を「イ」で覚えるようなことも出来ないようになりました。
繰り返し学習はほぼやらない
チャレンジタッチやスタディサプリといった配信式の教材は、繰り返し学習が出来るところを売りにしていますね。
確かに、何度でも同じ単元を繰り返して学習することが出来るシステムで、復習できるのは魅力的です。
ですが…現実的に考えて小学生の子供が同じところを自分から何度も勉強するとは考えにくいですね。
進研ゼミの紙教材よりも復習に優れている点は、「間違えた問題をやる」ボタンで過去に間違えた問題を自動で並べてくれるところです。
間違えた問題だけを解くことが出来るので、すべての問題に正解するまで勉強することは可能です。
机に向かう必要がない
チャレンジタッチはタブレット型なので、寝転がったりくつろいだ体勢でも学習することが出来ます。口コミや評判をみて賛否両論の部分ですね。確かに学習習慣や集中力をきちんとつけたいという親御さんにとっては、寝転がって勉強するのはあまり良い気分はしないかもしれませんね。
ですが、チャレンジタッチのようなタブレット学習で机に向かう集中力が無くなったり、文字をかけなくなる心配は無いと考えてよいです。
学校の勉強や宿題は、今でも机に向かってやらなければなりませんし、学校でも毎日机に向かって勉強しています。家庭学習の数時間がタブレット教材になったからと言って机に向かって勉強する集中力が無くなるというのは考えすぎでしょう。
それより問題なのは勉強しているかどうかが把握しにくいという点です。紙の教材なら机に向かっている時間は勉強しているとわかりますが、チャレンジタッチは一見ゴロゴロしているだけなのか、勉強しているのかが分かりにくいです。
チャレンジタッチはその対策として、1回分の学習が終了すると「取り組みメール」が親の携帯やパソコンに送信される仕組みになっています。監視しなくても学習内容がメールで通知されるこのシステムは非常に評判が良いです。
1台のタブレットを最長6年間使わないといけない
チャレンジタッチで良くあるトラブルがタブレットの破損です。大人が使っても落としたり、踏んだりして壊してしまいがちなタブレット。子供が使うとなれば壊さずに使うのはそう簡単ではないですね。チャレンジタッチのタブレット代は14,364円(税込)です。
タブレットはチャレンジタッチを6カ月以上受講すると無料になりますが、一人一台です。一年以内に自然に壊れてしまった場合は無料で交換できます。
ですが1年以上たっている場合や、壊してしまった場合は14,364円(税込)を支払って新しいものを購入しなければなりません。
年間1,836円(税込)のチャレンジパッドサポートサービスという保険があり、加入しておくと3,240円でタブレットの交換が出来ます。チャレンジタッチをやる場合は必ず入っておくようにしましょう。
遊びに夢中になってしまう
チャレンジタッチはご褒美アプリ(学習に関係するゲーム)がダウンロードできる仕組みになっています。評判や口コミで多いのが、ご褒美アプリのゲームばかりやっているというものです。
チャレンジタッチはタブレットに制限が設定されていて、長時間ゲームだけをやることはできない、WEBサイトや関係のないアプリは入れられない作りになっています。
ですが1か月分の学習内容をやってしまうと、次の単元がダウンロードされるまでやることが無くなってしまいます。その月の勉強を一通り終えた後はご褒美アプリしかしなくなるという状態になるので、不満だという意見があります。
ゲームだけでなくカメラやメールなどもついているので、勉強以外に夢中になってしまうケースもあります。
ゲームやカメラ機能があることよりも、勉強のボリュームが少ないことが原因であることが多いので、内容が物足りなさが不安だという方はチャレンジタッチと紙教材の進研ゼミハイブリッドコースか紙教材だけのコースを選ぶ方が無難かもしれません。
2年以上前の教材の利用が出来ない
この点は少し残念なポイントです。受講していた教材も2学年以上さかのぼって復習することはできません。復習に使えるのは前学年の物だけなので、定期的にさかのぼって復習するのに使いたかった方にとっては少し期待はずれでしょう。中学になった時も 一定期限で消えてします。
赤ペン先生の問題は年3回まで
チャレンジタッチでは、タブレット学習だけでなく赤ペン先生の添削課題がついています。進研ゼミプラスの紙教材のコースと同じように赤ペン先生の問題が送られてくるのはありがたいです。
ただ毎月の復習はチャレンジタッチ内のテストやまとめで行うため、赤ペン先生の問題は年に3回になってしまいます。
- 赤ペン先生が担任制ではなくなる
- 赤ペン先生問題の返却がネット返却のみとなる。
- 努力シール(景品と交換できる)のたまりが遅い
この辺りが進研ゼミの紙教材のコースに比べて大きく劣る点になります。
リスクを改善!2018年度からの新機能
チャレンジタッチのリスクについて今までお話してきましたが、リスクを改善する新機能が2018年度から追加されたのでご紹介していきますね。
間違えた問題をそのままにしない「新・とき直しシステム」
「間違った問題の解き直しをしなくても次に進める」というのがチャレンジタッチの大きなデメリットでした。
解き直しをせずにそのままにしている生徒さんが多かったのも事実です。
しかし「新・とき直しシステム」では、間違った問題を解き直さなければいけないので、正しい考え方が定着して解けるようになるまで次に進むことができなくなったんですね。
英語・プログラミングが無料で受けられる
チャレンジタッチは、テキストのボリュームがもともと少なめな印象でした。
しかし新学習指導要領に向け、小1~小6には英語とプログラミングの教材が新たに追加されました。
英語もプログラミングも受講費0円で学習できるので、余力がある生徒さんは新学習指導要領が施行される2020年に向けて学習を始めることができます。
お子さまの理解度に合わせたオリジナル問題が追加
お子さまの理解度に合わせて学習できるので、一ヶ月で学んだことや自分の得意・不得意の確認ができる内容になっています
中学入試レベルの問題に対応できる実力アップレッスンも無料
どの生徒さんも教科書で習う範囲の基礎固めがメインコースですが、追加受講費0円で発展問題や中学入試問題の教材を追加でもらうことができます。
教科ごとに保護者のかたがオーダーできるので、生徒さんのレベルに合わせてたくさん演習をできるようになりました。
そのほかのコンテンツも充実してます
2018年度に追加された新機能・新コンテンツについてお話ししてきましたが、ここでは以前からある役立つコンテンツを紹介いたします。
- 定期的な実力診断テスト
- 赤ペン先生による添削指導
- 教科だけじゃなく、知的好奇心を育む教具
- 電子書籍も1000冊読み放題。
チャレンジタッチの月額料金・年間費用
進研ゼミ小学講座には、下記の2つのコースがあります。
- チャレンジ(紙教材中心の学習)
- チャレンジタッチ(タブレット教材中心の学習。紙教材もあり)
この記事では、進研ゼミ小学講座の「チャレンジタッチ」コースの、月額料金と年間費用についてまとめます。
【チャレンジタッチコースの料金】
※税込表記
学年 | 年間費用 | 月額料金 ※12ヶ月一括払いの場合 |
小学1年生 | 39,000円 | 3,250円 |
小学2年生 | 41,880円 | 3,490円 |
小学3年生 | 53,520円 | 4,460円 |
小学4年生 | 59,760円 | 4,980円 |
小学5年生 | 71,760円 | 5,980円 |
小学6年生 | 76,440円 | 6,370円 |
小学1年生では年間費用39,000円、小学6年生になると年間費用76,440円と、学年が上がるにつれて料金も大きくなります。
※12ヶ月一括払いの場合
進研ゼミ小学講座は実績・信頼度で言えば間違いなく通信教材で最も評価が高い教材ですが、スマイルゼミやスタディサプリと比べると料金が少し高い印象です。
当サイトでは、進研ゼミを含めた、利用者に特に評判の良い通信教材5社を、料金や学習の特徴を中心に比較しています。
他の教材も比較した上で、チャレンジタッチの強み・弱みがわかるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ:学習意欲を維持させる工夫が大切
チャレンジタッチが良くなかったというもので多いのは2点です。
- 意欲が落ちると遊びに使ってしまうこと
- ボリューム
最後にこの2点について簡単に解説しておきましょう。
1.意欲が落ちると遊びに使ってしまう
これはチャレンジタッチというより、通信教材全体にいえるデメリットと言えます。どうしてもお子さんが使うものなので、放置していると学習意欲が落ちてしまうケースがでてきます。
もとから学習に対する意欲が高いお子さんは問題ありませんが、そうでない場合は親御さんがモチベーションを維持させる工夫が大切です。
- 定期的に学習内容を確認する
- 1日1単元は進めるようにする
このような管理や、ルール決めをすることが大切です。
チャレンジタッチの教材の質は非常に高く評判なので、続ける工夫さえできれば学力の向上に繋がる教材であることは間違いありません。
継続させるためのルールや指導を定期的に行うことがチャレンジタッチを使いこなすコツとなります。
また、2022年度からの新タブレットでは、
- 手をついて書ける(利き手対応)
- 紙のようななめらかな書き心地
- 記述問題で考える力がつく
- 書いた文字をその場で自動採点
- ブルーライトカットで目を守る
というような、機能面での向上もしています。
ボリューム
ボリュームに対する満足度は個人差があるので、満足している方もいれば、足りないと感じる方もいます。しかし2018年度に追加された新しい教材が追加されてボリュームも増えましたので、満足度は昨年よりも確実に上がっているでしょう。
一度チャレンジタッチを試してみて、それでもボリュームを増やしたいという方は紙のテキストと併用して学習することができる「ハイブリッドコース」を使うのが良いでしょう。これは後から変更することもできるので、最初はチャレンジタッチを使ってみて、あとから紙教材を追加するという方法も一つの手です。
進研ゼミは、本格的にスタートした1969年からずっと業界の最大手で、いまだに小学生利用者数No.1で質の高さには今でも定評があります。ボリュームに関しては結局のところ使ってみなければなんとも言えない部分があるので、足りなかったら紙教材や応用コースを追加するというイメージで、最初はチャレンジタッチを使ってみるという方法で良いでしょう。
【期間限定】豪華キャンペーン実施中!
現在、進研ゼミ小学講座に入会するときに同時に受けられる全てのキャンペーンを紹介します。
- 1月号の受講費が1,500円引き
- 1ヶ月から受講OK!返却すればタブレット代金0円
- 追加受講費0円で5教科分の過去レッスンが受けられる
- チャレンジタッチWEB体験
を受け取ることができます。
下記の記事で、最新のキャンペーン情報について詳しく解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
上記の小学講座の記事では、「小学2年生〜小学6年生」が対象のキャンペーンを紹介しています。
新小学1年生の場合には、下記の記事を参考にしてくださいね。
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実際の教材の内容やテキストの分量などは、進研ゼミが無料で配布しているパンフレットで確認できます。
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もっと安い教材や他のタブレット型教材をお探しの方は、下の記事を参考にしてみてくださいね!通信教材を徹底比較しています!
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下記の記事で、実際に「スマイルゼミを使ってみてわかった強み・弱み」「どんな人におすすめの通信教材か」を詳しく掘り下げて解説しています。