高校生向け通信教材No.1は?「スマイルゼミ」「進研ゼミ」「Z会」「スタディサプリ」を徹底比較!
高校生には、学校以外での学習が必須です。
大学進学を志望している人なら尚更です。
その際に多くの人が「塾」「予備校」「通信教材」などを利用するわけですが、それぞれにメリットやデメリットがあり、人によって合う合わないがあります。
さて、今回はその中から「通信教材」についてご紹介していきます。
通信教材一つ取ってみても沢山の会社がサービスを提供しており、当然ながら人によって合う合わないがあります。
選んだ教材によって志望する大学に入れるかが変わってくることさえあるでしょう。
そこで今回の記事は、代表的な4つの通信教材を比較する内容にしてみました。
4社を比較して、貴方はどんなサービスに魅力を感じるでしょうか。
通信教材の受講を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
今回比較する4つの通信教材
通信教材は非常に多くの物がありますが、高校生向けの物で今高い評価を受けているのは、下記の4つで間違いないでしょう。
今回はこの超強豪の4教材を徹底比較し、あなたが使うべき教材はどれなのかを判断できるように解説していきたいと思います。
進研ゼミ
ベネッセコーポレーションが提供する通信教材です。
毎月届けられる冊子教材や、スマホを使ったアプリや映像授業で学習できます。
指導実績40年以上と4社の中で最も歴史が古く、蓄積したノウハウを活かした教材やサービスが多くあります。
下の記事では、進研ゼミ高校講座について詳しく解説しています。
スマイルゼミ
幼児、小学生、中学生のタブレット教材として、とても人気の高いスマイルゼミ。
2022年冬から、「スマイルゼミ高校生コース」が始まりました。
7教科32科目のすべての勉強が、タブレット1台で完結できます。
また、生徒さんの目標に応じて、AIが分析してプランを立ててくれる最新技術を導入しています(特許出願中)。
戦略AIコーチがいつまでに、何をどの順で、どれだけの量、どのレベルでやるべきかを分析。プランに沿って進めれば目標に向けて迷わず学習できるのが嬉しいポイントです。
下の記事では、スマイルゼミ高校生コースについて詳しく解説しています。
Z会
増進会出版社が提供する通信教材です。
毎月届けられる冊子教材に取り組んでいく形の添削式通信教育になります。
iPadスタイルというiPadを利用する形式で受講することもできます。
とにかく大学受験に強く、大学入試の2024年度合格実績が東京大学1,068人、京都大学808人と、最難関大に合格者を多数輩出しています。
スタディサプリ
リクルートが提供する通信教材です。
スマホやタブレットを使って映像授業を受講する形式の教材です。
月額2,178円で映像授業が見放題という手軽さが売りです。
現在お申し込みで14日間無料体験
このキャンペーンは、Webサイトからクレジットカード決済でお申し込みをされた方が対象です。初めてお申し込みをされる方がご活用いただけます。
この機会に、ぜひお申し込みしてみてはいかがでしょうか。
スタディサプリは非常に質が高い教材で、多くの利用者に評価されていることは間違いありません。
ですがいくら質が高い教材でも、あなたとの相性は実際に使ってみないとわからないというの現実です。
いまなら14日間無料で全内容を試せるチャンスなので、1度無料体験を使ってみてから判断することをおすすめします。
下の記事で、スタディサプリ高校・大学受験講座の特徴・評判 を解説しています。
4社とも無料お試しを使って判断しよう
どの教材を使うかどうかは、ご本人との相性の問題になってくるので、実際に教材を試してから判断することをおすすめします。
現在は各社とも、無料体験など特徴を把握できるキャンペーンを行っているので、実際に使ってみて判断してくださいね。
通信教材のメリット・デメリット
共通するメリット
いつでも取り組める
通信教材なので、時間を指定されることなくいつでも取り組むことができます。
部活や習い事の関係で、時間的に予備校や塾に通えないという人でも空いてる時間で学習できます。
途中で中止してまた途中から開始することもできますし、出かける前や夕食の前などのちょっとしたスキマ時間で取り組むこともできます。
どこででも取り組める
通信教材は自宅に届けられた教材を使って、あるいはスマホやタブレットで学習しますので、取り組むのに場所を選びません。
近くに良い塾や予備校がない場合でも、自宅や学校などを使ってそれらと同等かそれ以上の学習をすることができます。
自分のペースで取り組める
「この日のこの時間は絶対にこれをやりなさい」と誰かに強制されることがなく、自分の好きなペースで取り組むことができるのも大きな特徴です。
カリキュラムがある場合でも、基本的には自分のペースで進められます。
スマホやタブレットを活用
スマートフォン全盛の今、9割以上の高校生がスマートフォンを所持しています。
こと勉強においても、これほど小型で高度なデバイスを利用しない手はありません。
映像授業や学習アプリなどを片手に、移動時間などを利用して気軽に学習できます。
塾や予備校より安価
通信教材は実際に教室で授業を行う必要がない分、塾や予備校より安価に利用することができます。
講師の個性に振り回されない
人が直接指導しないので、強烈な個性の講師に当たってしまうということもなく、講師と合う合わないといった理由でモチベーションが左右されません。
基本的には均一な教材・指導で学習ができます。
共通するデメリット
全般的に自主性を要する
「自分のペースで取り組める」というのは、人によってはデメリットにもなるでしょう。
すでに学習習慣が身についている人や、「毎日これだけ勉強する」と決めたらそれを継続できる人には通信教材は向いています。
しかし学習習慣がない人にとって、通信教材は強制力が弱すぎます。
誰にも強制されることがなく、また受動的であるがゆえに進学情報を仕入れる機会が減り、勉強に対するモチベーションが保てなくなってしまいます。
均一な教材ではプラスアルファが得られない
全員同じ教材を使うがゆえに、どんぐりの背くらべのように周囲と同じような成績にしかならないことがあります。
試験で合格点を取るには、プラスアルファで個別に傾向と対策を練る必要があるのです。
勉強が機械的な作業になる
非対面である分、一人でただ解説を読んで問題を解いて答え合わせをして……といった学習になってしまいます。
自ら勉強のモチベーションを見出だせる人ならいいのですが、そうでない人には通信教材は苦痛かもしれません。
学習相談や進路相談のしにくさ
基本的に、対面指導に比べたらあらゆる面でサポートが手薄です。
対面なら聞けばその場で回答がもらえる事でさえ、誰かもわからない相手に時間をかけて相談する必要があるのです。
4社のデメリット解消法
デメリットの解消策で教材の個性が出る
通信教材のメリット・デメリットについて上述しましたが、では、4社はどのようにしてデメリットを解消しているのでしょうか。
教材を比較する上で、デメリットの解消策を見ると教材の個性が見えてきます。
各社がデメリットをどういった価値観で捉え、どのような取り組みで解消しているかという事は、自分に向いているか向いていないか判断するのに大いに役立ちます。
進研ゼミ
高1では、学習法アドバイザーが個別に学習をサポートしてくれます。
スマートフォンを使って、LINEのようにアドバイザーとやり取りでき、学習計画の相談や進路カウンセリングが受けられます。
進研ゼミの教材は学校の進度に合わせてカスタマイズされ、定期テストや高校生活のサポートを重視しています。
高2では、合格戦略アドバイザーが志望校合格に向けた具体的な学習計画を提案。
各教科の重点ポイントや学習スケジュールを個別にアドバイスし、定期テストと受験勉強の両立を支援してくれます。
また、苦手科目の克服や学習ペースの管理をサポートしてくれます。
高3では、合格戦略アドバイザーがさらに細かい受験対策をサポート。
志望校に合わせた対策講座や模試の結果をもとにしたアドバイスを提供し、合格に向けた戦略を一緒に立てていきます。
共通テストや二次試験に向けた実践的な対策も行います。
高3向けの大学受験講座は、志望大学別に7つのレベルに分かれており、各レベルに応じた対策が可能。
東大・京大コースから受験ベーシックコースまで、多様なニーズに応えるコースが用意されています。
また、進研ゼミは、共通テスト対策にも力を入れています。
基本料金9,730円で、5教科16科目の共通テスト対策が可能です。
全科目を1万円以下で対策できる高コスパの教材で、効率的な学習をすることができます。
スマイルゼミ
スマイルゼミ高校生コースでは、戦略AIコーチがいつまでに、何をどの順で、どれだけの量、どのレベルでやるべきかを分析してくれます。
その上で学習プランを立ててくれるので、そのプラン沿って進めれば目標に向けて迷わず学習できます。
また、戦略AIコーチが、自分では気がついていないつまずきまで検知し、その場で解説や最適な対策講座を配信してくれます。
自分がやるべき分野に関して、根本からしっかり理解・定着できるよう導いてくれます。
もし学習プラン通りに進めれない場合でも、目標達成できるように戦略AIコーチが調整し、自動で学習プランを立て直してくれるから安心です。
Z会
Z会は
- 自主性がある人
- 大学進学に対して高いモチベーションを持っている人
に向いています。
すでにモチベーションが高く学習習慣が身についている人にとっては、大学進学を志すうえで最高の選択肢と言えます。
添削の際にもらえるコメントや、豊富に届けられる受験情報冊子によってますますモチベーションを高めることができるでしょう。
教材は均一ではなく、レベル別・志望大学別に複数のコースに分かれているため、常に自分に合った学習をすることができます。
大学合格のために必要な講座があったら、どんどん追加受講していくこともできます。
レベルが高くて良問ばかりと評判な教材ですが、添削以外で人と関わることはほとんど無く、進路や学習についても相談したいという人にはやや物足りないかも知れません。
スタディサプリ
スタディサプリは映像授業教材ですが、受講者には個別に「担当コーチ」が付きます。
担当コーチは大学合格まで長期間様々なサポートをしてくれると評判のサービスです。
志望校合格までの学習計画を作ってくれ、毎週「今やるべき学習」を教えてくれ、質問や相談にも乗ってくれます。
継続できるか不安な人やモチベーターが必要な人にとって、心強い存在となるでしょう。
映像授業なので授業内容自体は均一ですが、自分に合ったレベル・講師の授業を自由に受講できます。
大学ごとの対策講座や過去問も無制限に見られます。
何せ定額料金で10,000を超える授業動画が見放題なのですから、必要な講義があったら気軽にどんどん追加受講していくといいでしょう。
どんな人に向いているか
進研ゼミ
とにかく高1での「学習法アドバイザー」、高2、高3での「合格戦略アドバイザー」が秀逸なサービスなので、通信教材に魅力を感じていても続ける自信がないという人にオススメできます。
日々の学習から大学合格、さらにはモチベーションの維持まで徹底的にサポートしてくれるでしょう。
また、高3生に至っては28個に分かれているというくらいコースが豊富なので、誰にでもぴったりなコースが見つかり、自分に合った学習ができます。
下の記事で、進研ゼミ高校講座の特徴・評判 を解説しています。
スマイルゼミ
スマイルゼミ高校コースは、
- タブレット一台で学習を完結させたい人
- 自分で学習プランを立てるのが苦手な人
におすすめです。
7教科32科目のすべての勉強が、タブレット1台で完結できます。
また、戦略AIコーチが、学習プランをいつでも立ててくれますし、自分が気づいていない苦手分野の復習も提案してくれます。
学習プランに沿って進めるだけで、目標に向かって進みたいという方におすすめです。
下の記事では、スマイルゼミ高校生コースについて詳しく解説しています。
Z会
ハイレベルな大学を志望していて、そのモチベーションを維持することができる人に向いています。
そういう人にとっては、教材の質を考えるとベストな選択肢と言えます。
予備校に通う手間も時間も省け、それ以上の学習ができるわけですから。
スタディサプリ
またの名を「受験サプリ」と言うように、大学受験を考えている人向けです。
担当コーチが二人三脚で大学合格までサポートしてくれますので、モチベーターにも困りません。
映像授業形式の通信教材の中でも料金が手頃なので、気軽に映像授業を受けてみたいという人にもオススメできます。
下の記事で、スタディサプリ高校・大学受験講座の特徴・評判 を解説しています。
まとめ:No.1はどれ?
ここでご紹介している教材は4社とも非常に高い評価を受けています。
強いておすすめを言うのであれば、利用者数No.1で、かつコースが豊富、紙教材とタブレットの併用ができるという利便性を考慮すると「進研ゼミ」がベストといってよいでしょう。
また、2022年冬からサービスを開始した、スマイルゼミ高校生コースもおすすめです。
タブレットで全ての学習を完結させたい、学習プランを自分で立てるのは苦手という生徒さんにピッタリの教材です。
4社とも無料お試しを使って判断しよう
ここからの判断はご本人との相性の問題になってくるので、実際に教材を試してから判断することをおすすめします。
現在は各社とも、無料体験など特徴を把握できるキャンペーンを行っているので、実際に使ってみて判断してくださいね。