総額30万でセンターD判定から合格!大阪大学現役1年生が語る東進衛星予備校の強みと後悔
東進衛星予備校は有名講師の講義の映像を使った授業が魅力的な反面、評判が悪いという噂もよく耳にしますね。
東進衛星予備校の公式サイトを見ても、良くわからないという方は実際に通った人の意見を参考にしてみるのが一番です。
2015年に東進衛星予備校に通い、総額30万円で合格した現役大阪大学1年生に良かった点と後悔している点を解説してもらいました。
授業の選び方や、料金、自習室の使い方などリアルな体験談なのでぜひ参考にしてみてください(^^)
Contents
大阪大学1年生が語る、東進衛星予備校のメリット・デメリット
お試しの気持ちで東進衛星予備校へ
私が東進衛星予備校に通い始めたのは、高校2年生の冬からでした。
高校2年生になり飛躍的に成績が向上した私でしたが、その向上に慢心してしまい、10月の模試では学年30位まで下がってしまいました。そんな時に近所の東進衛星予備校の無料冬期講習のチラシを見て、体験がてら行ってみようと思い、最寄りの東進衛星予備校に行ってみました。
東進衛星予備校の進度の速い講習に苦戦…
模試の結果も加味し、講習の内容は京阪神国公立コースの英、数、化を受けました。今まで塾に通ったことのない私にはどれもちんぷんかんぷん…特に化学は新課程ということもあり、学校の進度よりもぐっと先だったため、苦戦しました。
結局講習を受けるだけにし、授業はとらず、自習室メインで利用することにしました。幸いにも自習室は机が広く、静かだったため、この自習室メインのスタイルは正解だったと思います。
ところが生物の先生が退職したため、塾内に生物を質問できる先生がいなくなってしまい、その分を映像授業で補わなければならなくなりました。
不満も多かったが、映像授業できちんと結果は出た
ここまでは東進の映像授業の不満ばかりでしたが、逆にいい面もありました。
高3の夏休み前まではセンター英語は6割弱しか取れませんでしたが、高速基礎セミナー、および勝利のストラテジーという講座を受講した結果、夏休み明けには8割5分まで上昇し、第一志望の大学はA判定でした。
そしてセンター試験を迎えたわけですが、新課程生物と今まで調子が良かったセンター数学で大失敗してしまい、第一志望の大学はセンターリサーチではD判定でした。
しかしながら浪人覚悟で出願し、二次対策を必死にやった結果、無事大阪大学に現役で合格しました。
基本授業は最小限しかとらなかったので、予備校代は総額で30万切る程度でした。とはいえ、元々は、関関同立がメインの田舎の東進衛星予備校でしたので、大手予備校(駿台、河合など)で受けていたら費用は少し増えたとしても、もう少し上の大学に行けたかなと思うと少し後悔しています。
まとめ:映像授業と自習室での自学がカギ!質問しにくさが弱点!
東進衛星予備校は個別の塾が東進ハイスクールの映像授業を使って、予備校を運営するという形を取っています。(この形式をフランチャイズと言います。)
通う場所によって映像授業以外に実際の授業をやる講師がいたり、いなかったりと差があります。
まずは自分が通える地区の東進衛星予備校に、実際に授業をしてもらえる、質問が出来る講師の先生がどれくらいいるかを確認するようにしましょう。
今回体験談を語ってくれた阪大一年生のように、講師がいなくなったせいで質問が出来ず、映像授業のみで受験を戦わないといけないケースも出てきます。
映像授業のみで、自学中心の学習になるので、質問しなくても自学で受験が出来る自信がある人や、基礎が身についていて映像授業だけでもついていけるという自信がある人以外は、大手の予備校を選んだ方が安全です。
★☆関連記事☆★