公文式 通信学習の特徴・評判を徹底解説!他社教材や教室よりメリットはある??
公文式は、国内に教室が1万6,300もある日本有数の学習塾です。
なんと現役東大生の3人に1人が公文式に通っていたというデータもあります。
「公文式学習法」という独自の学習法が世界でも認められ、今や世界50か国に展開しています。
日本の学習塾の中で、最も世界的に成功を収めているといってもよいでしょう。
そんな公文式にも、実は通信教育講座があります。
自宅に居ながらにして公文式学習法を習うことができると評判の教材です。
今回はその「公文式通信学習」についてご紹介いたします。
Contents
公文式通信学習とは
公文式通信学習は、端的にいえば「公文式」の通信教育バージョンです。
通常なら教室で行う「公文式学習」を、いつでもどこでも好きな時間に行うことができるという教材になります。
公文式は、㈱日本公文教育研究会が1962年に創業して以来、50年以上指導を行ってきた実績があります。
そのなかで長年培われた学習法を、教室に通わずして習うことができるのです。
KUMONグループの規模
まず、母体である「KUMONグループ」について見てみましょう。
「公文式」を含めたKUMONグループの規模は以下のようになっています。
【日本国内】
- 教室数 約1万6,300教室
- 生徒数 約155万名
【世界】
- 教室数 約8,400教室
- 生徒数 約280万名
50年間に勝ち得た実績と評判により、日本でも最大級の規模を誇っています。
さらに「公文式学習法」は世界にも認められており、今や全世界50の国と地域に教室を展開しています。
乳幼児から社会人まで
公文式は乳幼児をはじめ、大学生や社会人までをその対象としています。
社会人の場合、もう一度基礎から数学や英語を学びたいという思いで入会しています。
現役東大生の30%が元公文生
東大生が運営するニュースサイト「東大新聞オンライン」の記事によれば、現役東大生が小学生時代に通っていた学習塾のトップは「公文式」だというデータがあります。
※記事URL: http://www.todaishimbun.org/kumon0220/
記事には、公文式で「自分で学ぶ力」が付いたことで、学ぶこと自体が楽しくなって、結果としてすすんで学習ができるようになったとあります。
そのおかげで、東大に合格することができたのでしょうね。
現役東大生(2015年時)の三割が利用していたという公文式。
東大生を多く輩出するような学習法とはどのようなものなのでしょうか。
公文式学習法の特徴
公文式通信学習では、「公文式学習法」で学習をすすめることになります。
公文式学習法は、全世界で受け入れられ、実際に通用している学習法です。
日本と海外とでは文化や価値観、教育システムすらも異なりますが、それでも受け入れられているのには理由があります。
それでは、実績ある「公文式学習法」の特徴について見ていきましょう。
学習の流れ
教室での学習は至ってシンプルで、毎回渡されたプリントを解いて提出し、答えが合うまで自分で考えて学習するというものです。
通信学習の場合は、月に1回の返送日に学習済みのプリントを送付すると、添削・採点済のプリントが届けられる形になっています。
まずは入会時に「学力診断テスト」を受けることになり、その結果をもとに見通しを立て、生徒ごとに学習をスタートする教材が決まります。
届けられたプリント教材を自分で考えて解き、それを月に一度の返送日に公文式通信に送ります。
10日から2週間ほどで、添削・採点されたプリント、アドバイスが記入された連絡帳、新しいプリントが返送されてきます。
採点されたプリントの間違いを直したら、新しいプリントに進みます。
以上の流れを1か月ごとに繰り返します。
また、月2回までならプリントを提出できます。
返送のたびに新しい教材が届けられます。
なお、採点・添削を担当する指導者は毎回固定です。
各生徒にひとり担当者がつく、固定担当制をとっています。
教材や学習のことでなにか相談があれば、フリーダイヤルやメールにて常時受け付けており、担当する指導者へと伝えられます。
学年を越えて、自分にぴったりの教材
上述のように、入会時に学力診断テストを受けることになります。
その結果をもとに、教科ごとに個々の段階に応じた教材が送られてきます。
最初は楽に100点がとれる内容や分量から開始するため、自信をつけながらどんどん先に進むことができます。
また、取り組める教材は柔軟に対応しているので、「自らすすんで」小学生が中学生の内容を学習したり、高校生が基礎から学び直したいと中学生相当の教材に取り組むこともできます。
教材は各教科で何千枚もの種類があるので、自分にピッタリの教材が必ず見つかります。
公文式の教材が幼児から社会人にまで対応できるのは、50年以上のノウハウがあるからです。
学べる教科は3教科
公文式では算数(数学)、英語、国語の3教科を学習することができます。
社会と理科に関しては、残念ながら開講されていません。
しかし、実際には公文式を続けていたらその二つの教科の成績も上がったという評判があります。
国語と数学は、他の教科を学ぶために必要な、物事を「理解」したり「表現」したりする道具となります。
英語もまた、さまざまな国の文化を吸収し「表現」するための道具となります。
これらの教科を材料として自学自習の経験をさせつつ、「高い基礎学力」と「自分で学ぶ力」とを同時に養うのが公文式なのです。
早い時期からこれらの力を付けることで、「読み書き」や「計算」にとどまらない可能性を伸ばしていくことができます。
その結果、公文式で学べる3教科を学習することで他教科の成績も上がるということです。
ちょうどの学習で「自分で学ぶ力」が身に付く
上に「自分で学ぶ力」を身につけるとありますが、そのために公文式ではどんな取り組みをしているのか。
公文式は自学自習形式です。
この形式の学習では、クラス制の学習塾のように「自分はできていないのにクラスができているから先に進む」「自分はできているのにクラスができていないので学習を続ける」といったことがありません。
そのため、常に自分のレベルにあった教材に取り組むことができるのです。
自分にとって「ちょうど」のレベルの学習を一気に解くことで集中力がつきますし、満点をとって「できた!」という達成感を味わうことで学習意欲が芽生えます。
その結果、自ら次へ次へとより高いレベルの内容を学習していくようになり、しかもそれを邪魔する人は誰もいません。
もしどこかでつまずいたりしても、必要に応じて十分な練習をして学力を定着しながら進んでいくことになります。
しかも、各コースの対象学年に対して柔軟に指導を受けることができるので、小学生においては50%以上の公文生が1学年~3学年も先の学習をしています。
間違えるたびに「自分で考えて」訂正することになりますし、習ってないところを進めている場合も、例題を見ながら「自分で考えて」学ぶことになります。
公文式は「自分で学ぶ力」を付けるには最適な教材であるといえます。
スモールステップ
そのような「ちょうどの学習」ができて、次のステップに挑戦する意欲を育てるための仕組みが「スモールステップ」です。
公文式の教材は、やさしい問題から高度な問題まで、非常にきめ細やかなスモールステップ(他社の教材よりも、少しずつ難易度が上がっていく仕組み)で構成されています。
たとえば算数・数学教材の場合は、なんと計5,470枚(2017年3月現在)の教材があります。
それらは、数をかぞえる練習のレベルから高校数学を超えるレベルまで、スモールステップで緻密に構成されています。
そのため、どのようなレベルの生徒であっても、自分にとって「ちょうどの教材」があり、着実にステップアップしていくことができるのです。
さらに、これらの教材は生徒の反応をもとに改訂を重ねていきます。
創業以来50年以上もの改訂を経て、上記の枚数にたどり着いたのです。
コース・料金体系
料金体系はシンプルです。
入会金も必要ありません。
生徒一人あたり1教科の月会費
- 幼児・小学生 : 7,560円
- 中学生 :8,640円
- 高校生以上: 9,720円
上記金額には教材費と消費税が含まれており、教材費を別途支払う必要がありません。
プリントは何枚こなして何枚提出しようが、料金は一定です。
また、受講できる教科は算数(数学)、英語、国語の3つです。
まずは資料請求
公文式通信学習を始めるには、公式Webサイトから資料を請求する必要があります。
資料には、細かい学習内容や、教材の雰囲気など、ネット上に公開されていない情報が記載されています。
まずは、資料をチェックして使うかどうか判断することをお勧めします。
こんな方に向いています
公文式に興味はあるけど、教室に通いづらかったり通信学習のほうが気楽という方にオススメします。
また、公文式は学校の勉強を補習する場ではありません。
自分にぴったりの教材に取り組んで、「自分で学ぶ力」を付ける場です。
どんな人にも最適なレベルの教材があり、だれでも自分の力で進められると評判の公文式ですから、自学自習力を付けたいという場合に最適な通信学習教材であると言えます。
【本当に学習塾で大丈夫?】今のトレンドは教師の質に左右されないオンライン教材
実は最近はインターネットを利用した通信教材の人気が高まっています。
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最新の通信教材については下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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通信教材や学習塾は、各ご家庭の忙しさと、性格などを考慮した上で選ばないと、「お金だけ払って全く意味がない」…という状況になりがちです。
どちらがあなたの時間、お子様の性格などと合っているかを考えた上で、最適な教材を選んでくださいね。